スティーブン・リチャーズ・コヴィー著の「7つの習慣」は3000万部以上の売上げを記録し、日本でも200万部以上が販売されている大ベストセラーです。

この記事では、人生を成功に導く「7つの習慣」を営業で活かし成功した営業マンから聞いたポイントについて記しました。

参考にしていただければと思います。

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7つの習慣の要約

7つの習慣を読んだことが無い方のために、ここでは7つの習慣の紹介と要約します。

著書のスティーブン・リチャーズ・コヴィー氏は、ハーバード・ビジネス・スクールでMBA取得した後、1976年ブリガムヤング大学にて博士号取得しました。 ブリガムヤング大学で、学長補佐、および経営管理と組織行動学の教授を務めました。 現在はフランクリン・コヴィー社(本社アメリカ)の共同創設者であり副会長です。

7つの習慣とは、要約すると以下となります。

———-「7つの習慣の前に意識すること」———–

■問題の見方を「インサイド・アウト」に変える
・真の成功は人格を育てるところからはじまる。

———-「私的成功」———–
第1の習慣 主体性を発揮する:自分らしさを選択する
第2の習慣 目的を持って始める:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 重要事項を優先する:未来を変えるために、今日を生きる

———-「公的成功」———–
第4の習慣 Win-Winを考える:双方にメリットのある道を考える
第5の習慣 理解してから理解される:話すことより聞くことからはじめよう
第6の習慣 相乗効果を発揮する:お互いが納得できる第3の案は必ずある

———-「再新再生」———–
第7の習慣 刃を研ぐ:日々、自分の器を育てよう

※参照フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社

7つの習慣の概略

次に7つの習慣の概略についてまとめてお伝えします。

7つの習慣の構成は、まずは心構えであり、自分自身の人格を育てること「インサイド・アウト」からはじまります。

木に例えると、幹や根が「人格」だとコヴィー氏は言っています。

人格育成のための根幹的な要素は、謙虚、勇気、正義、勤勉、節制などがあります。
人格形成、つまり内面を変えることで、内面が外面に現れるということです。

例えば、皆さんは満員電車の中で、イライラした人が近くにいて、やたらに「コツコツ」とその人が当たってきたらどうしますか?

もちろん、嫌な気持ちになって言い争うこともできますし、その人を許してあげることだってできます。
選択権は、あなた自身が持っているので、人格が形成されることで、内容がこのように外面に現れるのです。

「私的成功」

次の段階は、「私的成功」です。人間は自立して生きることで成功に辿りつくことができるとコヴィー氏は言います。

毎日の選択を、他の誰かの選択に預けないで、自分で選択することが重要です。

例えば、あなたが嫌な上司の部下になったとしましょう。嫌な上司に出会ってしまったという環境を嘆き、環境が悪いということは簡単です。

ここで重要なことは、環境のせいにせずに、自分の意思を持って、上司の良いところをみるように選択することが我々人間にはできるということです。

上司から理不尽な扱いを受けても、主体的に受け入れ、ポジティブにとらえることも可能です。

第1の習慣、つまり自分以外を変えることは難しいので、自分自身が主体性を持って選択し、人生を生きることが重要です。

つぎに、第2の習慣、終わりを思い描くことは、つまり自分なりの規律、自分なりの哲学などぶれない軸をもつということになります。自分はどうなりたいのか?人生で何を成しえたいのか?そのために、何があって、何が足りないのか?終わりを描くことで人生の羅針盤を描くことができます。

「私的成功」の最後は、第3の習慣、重要事項を優先して生きることです。人は得てして、毎日のさほど重要ではないが、緊急的な課題に手をつけ、日々過ごしています。

このことで、真に行うべき、「本当に重要なこと」がいつまでも手付かずになってしまい、いつまでも迷路から抜け出せない状態になってしまいます。

終わりを描いたら、終わりにたどり着くための道筋をたどっていくことが重要なように、かならず重要なことを優先して行うようにすることが重要です。

例えば、あなたが、トップ営業マンになりたいとしたら、大切なことは何でしょうか?お客様から信頼を得、サービスに満足いただくための、圧倒的な知識や業界のネットワーク、お客様の推薦や、社内の応援など、やらなくてはならない重要なことは多々ありますが、どれも時間がかかるタスクです。

ただ、このように時間がかかる自己研鑽を日々行っていかないと、目の前の仕事に追われるだけで、一生を無為に過ごしてしまう可能性があります。

人間は得てして、スケジュール表を一杯に埋め、タスクをこなし、スケジュール管理がうまい人間が人生を成功しているかのような錯覚に陥りがちですが、本当にそうでしょうか?

人生の豊かさは、心の豊かさ、人格の形成、大切な家族の存在や、真の友情を得ること、社会貢献をすることなど複眼的にみることができるはずです。

「公的成功」

次の段階は、「公的成功」です。

簡単に言うならば、「私」から「私たち」に主語を変えて、よりおおきなレベルで成功をする考え方に切り替えるということです。

第4の習慣は、Win-Winを考えるということで、限られたパイを奪い合うのではなく、よりパイを大きくする、あるいは、シェアするというお互いが得をする考え方に切り替えることが重要です。

次は、第5の習慣は、理解してから理解されるということです。
例えば、以下の絵を見てみてください。

※参照http://livedoor.4.blogimg.jp/rjc/imgs/2/f/2f304eed.jpg

あなたはどのように見えましたか?
人によって同じ絵をみても、老婆に見えたり、少女に見えたりするのです。人は世の中の事象を自分の見たいように見る癖があります。

そして、自分が絶対に正しいと思いたい。このような状態の人同士がコミュニケーションするとどうなるでしょうか?
相手の見方を尊重し、相手の意見を尊重し、理解することで、あなたも理解されるようになります。

「公的成功」の最終段階が、第6の習慣の相乗効果を発揮する段階です。

相乗効果を発揮するためには、例えば、パトリック・レンシオーニの「あなたのチームは機能していますか?」で提唱しているフレームワークで考えるとわかりやすい。

パトリック・レンシオーニの「あなたのチームは機能していますか?」

「機能しないチーム」のフレームとして5段階

相乗効果を発揮するための土台となるのが、「信頼」です。信頼があってはじめて建設的なコミュニケーションが行われますし、意見が違うことも受け入れられるので、遠慮して意見を言わないということが起こらず、健全な「衝突」が起きます。

このように、相乗効果の関係を起こすためには信頼度合を向上させることが大切です。

我々は、違いを受け入れ、より公的に大きな成功を収めるために、お互いの違いを活かしつつ、第3の大きなゴールを実現することができるようになります。

「再新再生」

いよいよ最終段階の第7の習慣、「刃を研ぐ」です。

彫刻家の平櫛田中は、「実践、実践、また実践。挑戦、挑戦、また挑戦。修練、修練また修練。」という言葉を残しています。108歳で大往生するまで創作を続けた平櫛田中のこの言葉には鬼気迫るものがあります。

人間たるもの、大切なことは日々の修練に勝るものはありません。

そして、「再新再生」、つまりリフレッシュしてさらに能力を高めていくことが第7の習慣の最終段階です。

自分自身の肉体、知性、情緒、精神、社会をリフレッシュして、磨いていくためにどんなことができるでしょうか?

例えば忙しいビジネスマン、ビジネスウーマンも、週末は自分の体のメンテナンスのために、ウォーキングしたり、ヨガをしたり、ランニングしたり、ハイキングしたりと、肉体や精神のリフレッシュ
をすることで、さらに自分自身の能力を高めることにつながります。

ずっと仕事をしている方も、週末はボランティア活動などに精を出すことで、新たな出会い、気づきを得たりする機会となります。

大切なことは、自分自身や家族、社会として幸福や人間性を高めるなど自分の価値観に基づいて「刃を研ぐ」です。

~後編へ続く~

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