営業活動の煩雑な業務を、自動化・効率化してくれる営業支援ツール。
ますます導入する企業が増えています。

一方で、

「うちの会社でも導入したいけれど、どれがいいのかわからない」
「そもそも営業支援ツールについてよくわかっていないので選べない」

そんな理由で、営業支援ツールの導入に踏み出せない企業も多いのではないでしょうか。

ITツールは業務の効率化にとても有効で、使いこなせば大きな業績アップも期待できるものです。
しかし、使いづらいものや、自社の業務内容に合っていないものを導入してしまうと、逆に作業工数やストレスが増えてしまうことにもなりかねません。

そんなリスクを避けるために、この記事では、

◎そもそも営業支援ツールとは何か
◎オススメの営業支援ツール10種
◎ツール選びの注意点

を詳しく解説していきます。

もし「今すぐおすすめのツールが知りたい」という人は、2章の「オススメの営業支援ツール 10選」に飛んでください。

営業ツールにはさまざまな製品、機能があります。
この記事で「営業支援ツール」を正しく理解することで、実際に活用できて業務の効率化や業績アップにつながるツールを選ぶことができるはずです。

ぜひあなたの会社の業務に最適な営業支援ツールを選んでください!

1 そもそも営業支援ツールとは?

そもそも営業支援ツールとは何でしょうか?

ひと言で説明すると、「企業の営業活動を自動化しサポートしてくれるソフトウェアやアプリ」です。

例えば、

◎顧客情報や案件情報などの共有・管理
◎スケジュール管理、タスク管理
◎日報作成
◎請求書や見積書の作成
◎データ分析

といった日々の業務を、ツールによって自動化、効率化できます。
顧客のリスト化や売り上げ計算などができるExcelなども、営業支援ツールの一種と言えます。

営業支援ツールは、営業活動の各フェーズに対応して、以下の3種類のカテゴリーに分類することができます。

①MA(マーケティングオートメーション)

→ 見込み客の獲得から選別までをサポートするツール

②SFA(セールスフォースオートメーション)

→ 主に、実際の営業活動のスタートから受注・顧客化までをサポートするツール

③CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)

→ 主に、受注から顧客化以降をサポートするツール

SFAとCRMは重複する部分も多く、ツールによっては両方をサポートしています。

【MAツールの主な機能】

◎リード情報管理
◎セグメントメール送信・メールマーケティング
→ 条件ごとに分類した見込み客に、適切なメールを送ります。
◎Webサイト構築
◎アクセス解析・Web行動解析
◎キャンペーン管理・マーケティングシナリオ作成
→ 見込み客ごとに適切なタイミングでアプローチができるよう、プランを作成・提案します。
◎スコアリング
→ 見込み客ごとに過去の反応や行動を分析し、見込み度を数値化・可視化します。
◎SFA・CRM連携    など

【SFAツールの主な機能】

◎顧客管理
◎案件管理
◎営業行動管理
◎スケジュール管理
◎日報作成・管理
◎見積書・請求書作成
◎データ分析レポート

【CRMツールの主な機能】

◎顧客管理・対応履歴管理
◎顧客分析
◎プロモーション管理
→ 顧客データを分析して、適切なタイミングでメールマガジン配信などでアプローチします。

各フェーズに適したツールを導入すれば、業務を効率化できると同時に、より顧客ニーズに合ったアプローチも可能になります。

さらに詳しく知りたい人は、「営業支援ツールとは何か?基礎知識から選び方のポイントまで全解説!」を読んでください。

2 オススメの営業支援ツール 10選

現在、営業支援ツールはMA、SFA、CRM、さらにはSFAとCRMの統合型など、さまざまなタイプのものがリリースされています。

その中から、自社の業務内容にぴったり合ったものを探す必要がありますが、あまりにも数が多すぎて迷ってしまったり、自社に合わないものを選んでしまう危険性があるのが現状です。

そこで、オススメのツールを10種厳選しました。

それぞれの機能や特徴をまとめましたので、この中から自社に必要な機能を備えたものを選んでみてください。

2-1 Senses

出典:Senses 公式サイト
https://product-senses.mazrica.com/

【特徴】

インターフェイスが直感的で使いやすく、AI搭載で適切なアドバイスも得られる
AIが搭載された営業支援ツールで、行動実績などの営業活動の情報を一括管理できるだけでなく、それらをもとに適切な次の一手をアドバイスしてくれるので、営業力アップが期待できます。
案件管理はカード形式で直感的に把握しやすく、入力や操作も簡単。
グループウェアのメールやカレンダーを連携すれば、スケジュールなどの入力工数が省けます。
カスタマーサポートも充実していて、困った時には問い合わせ用のチャットやメールで専門スタッフからのサポートを素早く受けられます。

【主な機能】

・企業データベース
・おすすめアクション
・案件(商談)管理
・アクション(行動)管理
・取引先管理
・コンタクト管理
・通知機能
・売上予測・実績レポート
・ファネル分析レポート
・アクション分析レポート
・メール自動連携(Gmail、Office 365)
・カレンダー連携(Googleカレンダー、Outlookカレンダー、ガルーンカレンダー)
・コミュニケーションツール連携(Slack、ChatWork)
・名刺連携ツール(Sansan)
・マーケティングオートメーションツール連携(Marketo)

【プラン】

・Starter:1ユーザー5,000円/月
・Growth:1ユーザー10,000円/月
・Enterprise(カスタマイズ):要見積もり

【運営会社】

株式会社マツリカ

【公式サイト ※無料トライアルあり】

https://product-senses.mazrica.com/

2-2 Salesforce Sales Cloud

出典:Salesforce Sales Cloud 公式サイト
https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/

【特徴】

世界No.1のCRMツール!AIによる優れた分析・レポート機能が営業活動をサポート
世界でもっとも利用されているCRMツールで、AI「Einstein」による高度な分析とアドバイスが特徴です。
営業予測から行動管理まで様々なデータや情報をモバイルで閲覧できるため、外出先でも営業活動の効率化が期待できます。
非常に多機能を備えていて、必要な機能を営業スタイルや業務内容に合わせて細かくカスタマイズすることができるのもメリットです。

【主な機能】

・顧客管理
・活動履歴
・連絡履歴
・案件管理
・見込み客管理
・ワークフローと承認
・ファイルの同期と共有
・レポートとダッシュボード
・売上予測

【プラン】

・Salesforce Essentials:開始価格 1ユーザー3,000円/月(年間契約)開始価格
・Lightning Professional:1ユーザー9,000 円/月(年間契約)
・Lightning Enterprise:1ユーザー18,000 円/月(年間契約)
・Lightning Unlimited:1ユーザー36,000 円/月(年間契約)

【運営会社】

株式会社セールスフォース・ドットコム

【公式サイト ※無料トライアルあり】

https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/

2-3 Zoho CRM

出典:Zoho公式サイト
https://www.zoho.com/jp/crm/

【特徴】

3ユーザーまでは基本機能の利用は無料!ページを使いやすくカスタマイズできる
低価格で利用できるツールながら、顧客管理、案件管理を中心に、タスク管理やスケジュール管理などもカバーして、SFA・CRMに必要な基本機能が多く装備されています。
しかも3ユーザーまでは無料で利用可能。
プランによってはAIによるデータ分析やアドバイスも受けられます。

【主な機能】

・顧客とのコミュニケーション
・AI(人工知能)
・パフォーマンスと分析
・カスタマイズ
・プロセス管理
・セールスの自動化
・パイプライン管理
・チームコラボレーション
・マーケティングの自動化(MA)
・情報セキュリティについて
・各種連携
・開発者ツール
・モバイル

【プラン】

・無料プラン:無料(3ユーザーまで)
・スタンダードプラン:1ユーザー1,440円/月(年間契約)
・プロフェッショナルプラン:1ユーザー2,400円/月(年間契約)
・エンタープライズプラン:1ユーザー4,200円/月(年間契約)
・アルティメットプラン:1ユーザー12,000円/月(年間契約)

【運営会社】

ゾーホージャパン株式会社

【公式サイト ※無料トライアルあり】

https://www.zoho.com/jp/crm/

2-4 eセールスマネージャーRemix Cloud

出典:eセールスマネージャーRemix Cloud 公式サイト
https://www.e-sales.jp/

【特徴】

導入後もアドバイザーのていねいなサポートがあり、定着率の高い国産SFA/CRM
フィールドセールスの多い日本の営業スタイルに合わせて設計された純国産のツールです。
顧客管理、案件管理、商談管理など基本的な機能に加えて、地図機能や名刺管理機能なども備えているので、他のツールと連携しなくても営業活動を十分に効率化してくれます。
「せっかく導入したのに使いこなせない」という状態に陥らないよう、導入前はもちろん導入後も専門のアドバイザーがていねいにアドバイスやサポートをしてくれるので、定着率95%という高いレベルを誇っています。

【主な機能】

・案件管理
・商品別案件管理
・案件シナリオ
・商談管理
・スケジュール管理
・日報管理
・予実管理
・地図機能
・顧客管理
・名刺OCR・デジタル化
・人脈管理
・タイムライン(社内SNS・チャットツール)
・ターゲティング
・リードナーチャリング
・アナリティクス(分析)
・ワークフロー
・基幹システム・データ連携
・Excel連携

【プラン】

・スタンダード:1ユーザー6,000円~/月
・ナレッジシェア(閲覧のみ):1ユーザー2,000円~/月
・スケジュールシェア(グループウェアのみ):1ユーザー1,000円~/月

【運営会社】

ソフトブレーン株式会社

【公式サイト】

https://www.e-sales.jp/

2-5 NICE営業物語

【特徴】

部署の垣根を超えて情報を一元管理、顧客ベースでスムーズに案件を進められる
営業マンが入力する「営業報告」を自動的に集計・分析して、日々の営業活動に活用できるツールです。
蓄積された営業報告をもとに、成功パターンや商談事例などを全体で共有することができるため、営業成果につながります。
モバイル対応機能も充実しているので、移動時間に営業報告を作成できるなど、すき間時間を有効活用できるのも利点です。
顧客管理、商談管理、スケジュール管理などの基本機能ももちろん装備した、日本の営業マンのためのツールと言えます。

【主な機能】

・営業報告
・商談管理
・個人ポータル
・見込み把握
・商談プロセス
・スケジュール共有
・部門別見込み
・実績把握
・報告サマリー
・顧客管理
・販売傾向
・フォーム変更

【プラン】

・クラウド運用プラン:1ユーザー4,000円/月(最低利用5ユーザーから)
・オンプレ運用プラン:別途相談(10ユーザー単位での販売)

【運営会社】

株式会社システムズナカシマ

【公式サイト】

https://www.systems.nakashima.co.jp/dutiessolution/niceeigyoumonogatari/

2-6 cyzen

出典:cyzen 公式サイト
https://www.cyzen.cloud/

【特徴】

地図上に優先度付きアタックリストが表示されるので、フィールドセールスが効率化!
外出の多い営業マンの使いやすさにフォーカスして設計されたアプリです。
アタックリストが優先度付きで地図上に表示され、訪問営業をより効率的に回すことがで、業績アップに繋げることができます。
外出先でもモバイルで報告書を作成できるので、スキマ時間も有効活用。
他にもスケジュール管理、社内チャットなどビジネスに必要な基本機能が備わっています。
大企業だけでなく、中小企業での利用も想定して作られているので、1300社以上の導入実績のある使いやすいアプリです。

【主な機能】

・スケジュール管理
・行動管理
・訪問履歴記録
・顧客管理
・顧客タグのアイコン設定
・訪問NG顧客の管理
・API連携
・業務報告書作成と共有
・業務報告書のフォーマット作成
・チャット機能
・メッセージ機能
<プランに応じたオプション>
・ルート自動記録
・写真の自動仕分け
・交通費自動計算
・安全走行支援

【プラン】

・ブロンズプラン:1人800円/月
・シルバープラン:1人1,500円/月
・ゴールドプラン:1人2,200円/月
・プラチナプラン:1人4,000円/月

【運営会社】

レッドフォックス株式会社

【公式サイト ※無料トライアルあり】

https://www.cyzen.cloud/

2-7 Knowledge Suite

出典:Knowledge Suite 公式サイト
https://ksj.co.jp/knowledgesuite/

【特徴】

グループウェア、SFA、CRMがひとつになったクラウド型総合ツール
商談管理、スケジュール管理などSFAに必要な機能と、顧客管理などのCRM機能、さらに名刺管理、メール配信など営業活動のあらゆるフェーズで必要な機能がひとつになった統合型のツールです。
非常に多機能なので、どんな営業スタイルにも対応できる上に、導入後に必要ない機能を減らすカスタマイズもできるので、より使いやすいツールへと成長させていける強みがあります。
初期費用無料、ユーザー数無制限で、基本料金に加えて毎月利用した分だけ課金される料金体系なので、使い方によってはリーズナブルに利用できます。

【主な機能】

・営業報告の作成、管理、共有
・顧客管理
・問い合わせ管理
・キャンペーン管理
・商談管理
・商品カタログ機能
・契約内容管理
・チャート分析機能(BI)
・進捗管理
・名刺管理
・メール配信
・データ集計分析
・スケジュール管理
・社内メール機能
・情報共有できる掲示板機能
・議事録作成共有機能
・ToDo機能
・ワークフロー
・タイムカード機能
・アドレス帳
・備品管理機能
・アラーム機能

【プラン】

・初期費用無料
<基本料金>
・グループウェア:6,000円/月(無制限/3GB/超過1GBあたり2,000円)
・SFAスタンダード:50,000円/月(無制限/5GB/超過1GBあたり8,750円)
・SFAプロフェッショナル:80,000円/月(無制限/50GB/超過1GBあたり8,750円)

【運営会社】

ナレッジスイート株式会社

【公式サイト ※無料トライアルあり】

https://ksj.co.jp/knowledgesuite/

2-8 ネクストSFA

出典:ネクストSFA 公式サイト
https://next-sfa.jp/

【特徴】

インターフェイスはシンプル、機能は多彩!入力しやすさにもこだわったSFAツール
見やすさと使いやすさにこだわって設計されたツールです。
マイページの配置を個別に見やすく変更したり、表示する項目を選択できたりと、プログラミングなしでのカスタマイズができるので、導入後も使いやすく改良していくことができます。
サポート体制も充実していて、SFA利用研修の実施、コンサルタントによる電話やメールでの質問受付などがあるため、導入後の不安もありません。

【主な機能】

・行動管理
・案件管理
・受注管理
・アプローチ管理
・日報・報告書作成
・データ分析
・メール一括配信
・会計ソフト連携
・名刺管理ツール連携
・Googleカレンダー連携
・Gmail連携
・セールスマップ機能
・MicrosoftOutlook連携

【プラン】

・初期費用無料
・基本利用料:50,000円/月(10ユーザー分を含む)
・ユーザー利用料:4,000 円/月(11ユーザーから1ユーザーあたり)

【運営会社】

株式会社ジオコード

【公式サイト ※無料トライアルあり】

https://next-sfa.jp/

2-9 Eight

出典:eight 公式サイト
https://8card.net/

【特徴】

名刺管理に特化したシェアNo.1名刺管理アプリ
スマホで名刺を撮影するだけでデータ化され、煩雑な名刺整理が格段に効率化できる名刺管理アプリです。
画像からAIが文字を読み取ってデータ化するだけでなく、専門オペレーターによる手入力も併用しているため正確度が高いのが特徴です。
名刺情報はデータベース化され、名前、会社名、部署、役職で簡単に検索できるため、必要な時にすぐ情報にアクセスできます。
名刺を登録した相手とすぐにメッセージのやりとりができるメッセージ機能も便利。
相手が転職や昇進をして名刺を変更すると、つながりのある人には通知が届くユニークな機能もあり、コミュニケーションツールとしても役立ちます。

【主な機能】

・名刺のデータ化
・名刺情報管理
・名刺情報検索
・メッセージ機能
・電話着信画面に相手の名刺情報を表示
・名刺交換した相手の近況情報が届く
・電子名刺交換
・プロフィールをウェブ上に公開
<Eightプレミアム>
・名刺データをダウンロード管理

【利用料】

・基本は無料
・Eightプレミアム:480円/月 または4,800円/年(名刺データをダウンロード管理できる)

【運営会社】

Sansan株式会社

【公式サイト】

https://8card.net/

2-10 JUST.SFA

出典:JUST.SFA 公式サイト
https://www.justsystems.com/jp/products/justsfa/

【特徴】

ソフトウエア開発35年の実績から、低コストでのオーダーメイドツールを実現
企業ごとの営業スタイルや業務内容、導入目的に合わせてオーダーメイドするSFAツールです。
ソフトウェア開発に35年間携わった実績を生かし、高機能で使いやすく定着するSFAとして開発されたため、多くの企業で導入されています。
特に、ダッシュボードなどの画面を自由にカスタマイズできるため、操作ストレスなどを最小化することができます。
導入に際してのサポートも充実していて、初めてツールを利用する企業でも安心して導入できます。

【主な機能】

・顧客管理
・集計売上
・見積管理・作成
・商談管理
・活動管理・報告
・スケジュール管理
・日報管理
・売上予測
・商品管理
・文書管理
・分析レポート

【プラン】

・1ユーザー15,000円/月

【運営会社】

株式会社ジャストシステム

【公式サイト】

https://www.justsystems.com/jp/products/justsfa/

3 営業支援ツール選び・機能以外の注意点

営業支援ツールを選ぶときにもっとも重視すべきことは、「自社の業務内容に必要な機能が十分に備わっているか」です。

が、それ以外にも選び方のポイントがいくつかありますので、ご紹介しましょう。

3-1 費用対効果が高いか

まず、費用対効果の高いものを選びましょう。

せっかく予算をかけてツールを導入するなら、コスト以上の成果が出なければなりませんよね。

営業支援ツールの利用コストは、無料のものから利用量に応じて課金されるもの、月額定額制のものなどさまざまです。

中には要望に応じてオーダーメイドでシステムを構築するものもあり、その場合には数十万円、数百万円の初期費用が発生する場合もあります。

そこで導入前に、

・ツール導入で効率化、スリム化できる業務量の数値化
・期待できる営業コスト減や売り上げ増

などを概算して、プラスになる予算を設定してから選ぶようにしましょう。

3-2 画面デザインやデータ入出力方法などは使いやすいか

機能だけでなく、画面デザインや操作性は使いやすくできているかも重要です。

便利なツールであっても、画面のレイアウトが使いづらかったり、データの入力・出力方法などが面倒であれば、日々の業務ストレスは減りません。

「フィールドセールスのために、地図上で顧客情報をいろいろと開いて見たいのに、画面を切り替えて見なければならない」
「ボタンやアイコンの位置がわかりづらい」

といった操作上の不便があると、期待するような効率化はできないでしょう。

そんな失敗を避けるためには、実際に試用してみるのがオススメです。

幸い、一定期間無料で試用するフリートライアルが可能なツールが多く出ています。
もしくは、デモ画面で操作性を体験できるものもあります。

試用する際には、実際の業務フローに沿って使ってみると、自社に適したものかどうかがより判断しやすいでしょう。

特に、

◼️PCやスマートフォン、タブレットなどで利用する際の画面のデザイン、レイアウト
◼️データ入力・出力のしかた

などに注目してチェックしましょう。

3-3 モバイル(スマホ)利用できるか

フィールドセールスが多い企業であれば、必ずスマートフォンやタブレットなどでのモバイル利用ができるツールを選んでください。

営業マンが外出先で、

「さっきの訪問が意外に短時間で終わったので、この近所の顧客も訪問できそう。
 顧客情報や過去の取引データなどをすぐに調べたい」
「商談中に、別の商材についてもいろいろと質問され、すぐにデータが見たい」

といった状況になることもあるでしょう。

そんな時、スマホやタブレットでツールが利用できれば、すぐに対応できてビジネスのチャンスを逃しません。
ツールによっては、資料や見積書、日報などの文書作成も外出先でできるのです。

フィールドセールス中心の営業スタイルをとっているなら、ツールのモバイル対応は必須です。

一方で、「うちは電話営業中心で、訪問営業はほとんどしない」という企業であれば、モバイル非対応のツールでもよいでしょう。

3-4 サポート体制は整っているか

長く便利に使い続けるためには、ベンダーのサポート体制が整っていることも重要です。

ツール選びで失敗しがちなのが、「導入したけれど、使いこなせなくて定着しなかった」というものです。

というのも、便利さに惹かれて使い始めても、ITツールには「◯◯機能の使い方がわからない」「動作に不具合が出た」といった問題がつきものだからです。

そんな時に十分なサポートを受けられないと、「ツールに頼るのはやめよう」となり、利用を停止してしまうのです。

そんな失敗を避けるためには、まず自社の業務体制を考えて、

◎メール問い合わせだけでもよいか、電話でオペレーター対応して欲しいか
◎平日の通常業務時間のみの対応で大丈夫か、土日休日も24時間対応して欲しいか

など、必要なサポートを検討した上で、十分なサポート・サービスがあるベンダーのツールを導入するとよいでしょう。

3-5 分析・アドバイス機能があるか

顧客ニーズを分析してマーケティングに生かしたいなら、分析機能のあるツールを選ぶのもいいでしょう。

最近の営業支援ツールには、AIを搭載しているものが増えてきています。
顧客情報や購入履歴などの膨大なデータを集積・分析して、「特定の顧客には、どのタイミングでどんなアプローチをすれば効果的か」といったアドバイスをしてくれるものまで開発されているのです。

この機能をうまく利用すれば、それまでは営業マン個々人が蓄積してきた営業ノウハウを、データとして客観化して分析し、営業チーム全員で共有できる集合知へとブラッシュアップできます。

ひとり一人の営業力に差がある企業や、チーム全体の営業力を底上げしたい場合には、分析機能、アドバイス機能のあるツールがオススメです。

3-6 カスタマイズできるか

ツールをより活用するためには、必要な機能をカスタマイズできるものを選ぶとよいでしょう。

自社の業務になるべく合っているツールを探しても、100%満足いくものにはなかなか出会えません。
「このツールに◯◯機能と△△機能が加わればベストなのに」
というオプションの希望が生じてくるものです。

そんな時に、ユーザー自身がカスタマイズできるツールというものがあります。

画面のレイアウトを使いやすく組み直すことができたり、機能を取捨選択できたりするのです。

最初から100%満足いくものが見つからなければ、カスタマイズで微調整できるものを選ぶのもひとつの選択肢です。

4 まとめ

いかがでしたか?
あなたの会社に合ったツールは見つかったでしょうか。

では最後にあらためて、この記事の内容をまとめましょう。

1)営業支援ツールとは、「企業の営業活動を自動化しサポートしてくれるソフトウェアやアプリ」

◎顧客情報や案件情報などの共有・管理
◎スケジュール管理、タスク管理
◎日報作成
◎請求書や見積書の作成
◎データ分析

などを自動化、効率化でき、以下の3種類がある。

①MA(マーケティングオートメーション)
→ 見込み客の獲得から選別までをサポートするツール
②SFA(セールスフォースオートメーション)
→ 主に、実際の営業活動のスタートから受注・顧客化までをサポートするツール
③CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)
→ 主に、受注から顧客化以降をサポートするツール

2)オススメの営業支援ツールは以下の10種

1.Senses
2.Salesforce Sales Cloud
3.Zoho CRM
4.eセールスマネージャーRemix Cloud
5.NICE営業物語
6.cyzen
7.Knowledge Suite
8.ネクストSFA
9.Eight
10.JUST.SFA

3)営業支援ツール選びの注意点は、以下の6つ

・費用対効果が高いか
・画面デザインやデータ入出力方法などは使いやすいか
・モバイル(スマホ)利用できるか
・サポート体制は整っているか
・分析・アドバイス機能があるか
・カスタマイズできるか

以上を踏まえて、ぜひあなたの会社の業務内容に合った使いやすいツールを選んでください。

横溝 龍太郎

この記事の監修者

横溝 龍太郎 レッドフォックス株式会社 COO

本コラムは、ビジネスパーソンを「働くを、もっと楽しく」するためのアイディアの情報発信しています。
ちょっとした、日々の仕事のヒントになれば幸いです。

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