SWA(Smart Work Accelerator)とは?特徴や代表的なソリューションについて分かりやすく解説

SWA(Smart Work Accelerator)とは?特徴や代表的なソリューションについて分かりやすく解説

SWAという言葉を初めて聞いたけど、どういう意味なんだろう?

この記事をお読みになっている方は、きっとこのような疑問をお持ちだと思います。
SWAという言葉は世の中にまだ浸透しておりませんが、今後重要になってくる概念であることは間違いありません。

そこで、この記事では以下の内容についてご紹介致します。
・SWA(Smart Work Accelerator)とは何か
・どのような特徴のシステムなのか
・既存のシステム(SFAなど)とは何が違うのか
・SWAのソリューション紹介

この記事を読めば「SWAとは何か」について簡単に理解することが出来ますので、ぜひ最後までお付き合いください!

SWA(Smart Work Accelerator)とは何か?

SWAとは、Smart Work Acceleratorという言葉の略語です。

日本語に直訳すれば「スマートな仕事を推進してくれる」ITシステムとなりますが、これだけではよくわかりませんね。

SWAは現状の業務プロセスをITで効率化するのではなく、モバイルなどの最先端のITを最大限活用する事を前提に、全く新しい業務フローや働き方を試行錯誤しながら再発明するための汎用的なプラットフォームです。

既存の業務フローをそのままにしてデジタル化を行おうとすると、できない理由が膨大に出てきます。
しかし、真に働き方の生産性を向上しようと思った場合、既存の業務フローを思い切って捨て、効率の良い新しい業務フローを構築した方が早いのです。

例えば、営業活動において「進捗管理を行うために毎週営業チームを全員集めて報告会議を行う」、このような業務って実はかなり非効率ですよね?

  • 各営業パーソンは営業報告は商談後すぐスマホで行う
  • 各営業パーソンの報告はチーム全員に共有されており、そこからチャットなどでフィードバックもできる
  • 上司は部下の報告を見て、リアルタイムにフィードバックする


こういったフローに変えることで、「毎週チーム全員が集まる会議」自体を無くすことができ、会議のための資料作成の時間なども減らすことが出来ます。
会議がなくなったことで余った時間を商談などの本質的な時間に変換することができ、業務全体の生産性が向上するのがSWAです。

SWAは、分析のためではなく、デスクワークとフィールドワークの垣根のない利用を前提として、組織全体の業務遂行速度と労働生産性を最大化するSaaS(Software as a Service)となっています。

SWAの特徴としては、大きく3つあります。

①モバイルデバイスに最適化され、ユーザビリティが高い
②正しい定量データが取得できる
③費用対効果(ROI)が高い

1つずつ紹介します。

①モバイルデバイスに最適化され、ユーザビリティが高い

これは最も大きな特徴と言えるかもしれません。
業務で使うBtoB向けのサービスは基本的にパソコンで使う前提のシステムがほとんどですが、SWAはスマホなどのモバイルデバイスに最適化されています。

私たちが普段利用するBtoC向けのシステムやアプリは、どれもユーザビリティが高いものばかりです。
マニュアルが無くても直感的に使えるものばかりですね。(LINEやGoogle mapなどをイメージして頂けると良くわかると思います)

一方で、ことBtoB向けのシステムになると、ITリテラシーや詳細なマニュアルなしでは使いこなせないシステムが多いのではないでしょうか?(例えば、Excelも使い方を知らなければただのマス目にしか過ぎません)

普段使っている消費者向けアプリは直感的な操作感で使えるのに、仕事になると難解なシステムを使いこなさなければいけない。
こういった矛盾を解消するためのシステムがSWAです。

普段使いのtoC向けアプリと同じ操作感覚で、業務中に使えるのが特徴です。
これにより、ITリテラシーに関係なく誰でもすぐ使いこなすことが出来るので、現場のデジタル化が加速度的に進むのです。

②正しい定量データが取得できる

ユーザビリティが高いため、現場の活動データがすべてデジタル化します。
なぜユーザビリティとデジタル化が関係あるのでしょうか?

これには、Suica(交通系IC)を想像して頂くと分かりやすいかも知れません。

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Suicaはカードリーダーにかざすだけで使えるので、電車を利用する人であれば年代や職業問わず、誰もが使えるサービスとなっています。
「カードリーダーにかざすだけで使える」というところがポイントで、このおかげでSuicaの利用履歴をデータとして取得することができ、下記のような様々なビッグデータ分析が可能になりました。

・人の行動データ分析
・消費財の購買データ分析
・サービスの利用データ分析
etc・・・

このようにユーザビリティが高く、誰でも使えるようなシステムは、最終的に利用履歴のビッグデータが集まり、様々なデータ分析が可能になるのです。
逆に言うと、どんなシステムにおいても現場が使ってくれない限りファクトデータを集めることはできません。

データの自動取得が出来ず、「人が入力する」という作業が介在する活動(例えば営業活動や、フィールドワーク)においては、デジタル化を進めようとなった場合「現場がちゃんとデータ入力してくれるか」がカギになります。

SWAはシステム自体のユーザビリティが高く、外出中でもスマホから簡単に使えるので、営業やフィールドワークなどの業務においても、正しい定量データを集めることが出来ます。

③費用対効果(ROI)が高い

SWAは正しいファクトデータの取得と、現場業務の効率化が同時に行えます。

その結果、仮説検証や課題の特定といったいわゆるPDCAのサイクルを高速で回せるようになりつつ、業務フロー自体の生産性向上を両立することができます。

例えば従来のシステムと比較すると、以下のような形になります。

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従来のSFAやCRMは、現場でのユーザビリティが必ずしも高くありません。そのため、現場のスタッフが正確なデータを入れてくれず、信頼性の低いデータを基に判断を誤ってしまうことがあります。
(例えば、営業担当者がSFAへの案件登録をめんどくさがり、1週間分をまとめて週末に行う、といったことはないでしょうか?この場合月曜日の案件データの正確性はかなり低いです)

SWAは直感的に使えるUI・UXなので、リアルタイムに正しいデータがどんどん集まります。
この結果、ファクトデータを基にした現状把握や分析ができ、効果の高いネクストアクションを正確に見極めることができます。

同時に、既存の業務フローではなく、SWAを前提とした効率的な業務フローを組むことで業務の生産性を向上し、より短時間でより大きな成果が期待できます。

これらの特徴があるので、実際の成果(売上アップ、コスト削減)に繋がりやすく、費用対効果(ROI)が高いのです。

なぜ今、SWAが必要なのか?

Handsome person holding hologram screen displaying modern cloud based web system technology

これまでも業務支援システムは数多くありましたが、なぜ今SWAが必要なのでしょうか?

その理由は大きく2つあり、

①あらゆる業務のデジタル化(DX)への対応

②業務フローの見直しによる生産性の劇的な向上

この2点が必要になります。
1つずつ説明していきます。

あらゆる業務のデジタル化(DX)への対応

現代はあらゆる業界で、デジタル化・データ化といったDXが必須になります。
現在はビジネス環境が急速に変化しており、競合に負けないためにも、経営判断においてスピード性と正確性の両立が求められます。

正しい経営判断を行うためには、

・あらゆる業務をデジタル化してビッグデータを集めること
・取得したファクトデータに基づいた分析
・勘や経験ではなく、データドリブンな意思決定

これらが必要になります。

しかし、既存の業務システムではデスクワーク以外のデジタル化を行うことが非常に難しいです。
例えば、企業の売上を作る上で最も根幹になる「営業」という業務ですが、営業活動をデジタル化することはデスクワークに比べて非常に難しく、属人的な管理になっている組織が大半ではないでしょうか?

こういったいわゆる「フィールドワーク」部分は今までデジタル化が進まなかった分野でありますが、その理由はスマホで簡単に使える業務支援システムが無かったからです。
SWAはネイティブアプリとして開発されているので、スマホなどのモバイルデバイスの機能をフルに活用することができ、「フィールドワーク」のデジタル化を行うことが出来ます。

業務フロー自体の見直しによる生産性の劇的な向上

現代の日本は、生産性を劇的に向上させないと国として立ち行かなくなる危険性があります。
毎年行われる日本生産性本部の調査でも、主要先進7か国中、日本は25年以上最下位になっています。

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※日本生産性本部の調査:https://www.jpc-net.jp/research/list/comparison.html

今後高齢化が急速に進み、生産年齢人口が減る日本においては、労働生産性の向上が急務となります。
しかしながら、日本企業の業務フローは、未だに紙やハンコなどのアナログなフローや、パソコンでのデスクワークを前提にしたもの中心になっています。

せっかくスマホというパソコンと遜色ないモバイルデバイスが存在するのに、それを有効活用することが出来ておりません。

既存の業務フローの効率化では、生産性の劇的な向上は見込めません。そのため、根本的に業務フローを改善し、新しい生産性が高い業務フローを構築しなければいけません。

SWAはスマホなどのモバイルデバイスに最適化された業務フローを1から構築することができるので、業務の生産性を劇的に向上します。
例えば商談後、会社に帰ってきて勤怠報告や活動報告をしていた場合、外出先で業務報告をスマホで完結させることによって「直行直帰」型に変更することができます。

これによって無駄な移動時間や雑務の時間を減らし、生産性の高い時間に集中することが出来ます。

既存の業務フローを劇的に改善するために、SWAが求められているのです。

いかがでしたか?これまでSWAについての説明を行ってきましたが、最後にSWAのソリューションである「cyzen(サイゼン)」を紹介致します。

代表的なSWA「cyzen(サイゼン)」とは

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https://www.cyzen.cloud/what-is-cyzen


cyzen (サイゼン、と読みます) は、世界初のSWA(Smart Work Accelerator)です。
PCベースではなくスマホネイティブのアプリとして開発されているため、ITリテラシーに関係なく誰でも使えるユーザビリティが強みとなります。

マネージャーのための管理・分析ではなく、現場レベルの行動変革が目的であるため、実際の成果に繋がりやすいことが特徴です。

スマホネイティブで開発されているため、フィールドワークで利用する際のユーザビリティが非常に高く、例えば以下のような職種で利用することが出来ます。

・営業(新規開拓/ルート)
・MR
・フィールドメンテナンス
・ラウンダー/エリアマネージャー
・警備
・チェーン店舗管理
・インフラ/建設作業

それぞれの職種でcyzenは以下のような活用ができます。

職種 cyzenの効果
営業(新規開拓/ルート) 営業パーソンの訪問件数増加と売上アップ
営業活動の見える化、デジタル化
MR ディテーリング活動の効率化
販売情報提供活動ガイドラインへの対応
フィールドメンテナンス 報告工数の削減と作業件数アップ
ラウンダー/エリアマネージャー 訪問ルート効率化
正しい活動データの取得
警備 ディスパッチ業務の対応スピード向上
チェーン店舗管理 報告業務のリアルタイム化、ペーパーレス化
インフラ/建設作業 作業品質の担保

このように、cyzenは様々なフィールドワークを効率化します。
一言でいえば、「スマホだけですべての仕事が完結する」ツールと言えるでしょう。

現場レベルで言えば、スマホさえ持ち歩いていれば様々な業務が完結するため、非常にフィールドワークの生産性が向上します。
一方、管理側からするとスマホを持たせるだけで、現場の行動データや業務状況などが全て可視化されるので、余計なマネジメントコストがかかりません。

現場レベルの生産性が劇的に向上するため、最終的に売上アップやコスト削減といった成果に繋がるのが特徴です。

まとめ

いかがでしたか?
・SWAの特徴
・従来のシステムとの違い
・代表的なSWAソリューション
について紹介してきました。

SWAについて、少しでも理解が深まって頂ければ幸いです。

長文お読みいただき、誠にありがとうございました。

横溝 龍太郎 レッドフォックス株式会社 COO

この記事の監修者

横溝 龍太郎 レッドフォックス株式会社 COO

ヤマハ発動機株式会社においてブランドマネジメント、マーケティング、新規事業構築、事業企画、役員秘書などに携わる。『パスクル』プロジェクトリーダーとして、グッドデザイン賞受賞、シェア50%達成に貢献。    2016年にレッドフォックス入社。マーケティング、PRの責任者。 2018年に取締役COO就任。 グロービス経営大学院修了(MBA)成績優秀者(TOP5%)。

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