導入事例|cyzen(サイゼン) スマホで簡単に使える営業活動管理アプリ

変わりゆく広告代理店のDX成功事例

作成者: 横溝 竜太郎|2021,3月 19

確実なルートセールスの訪問データを取得することで、商談件数20%向上

広告業界は激変しています。
そのような環境下において既存顧客様をルートセールスする営業部門で、まず重要視することは「確実に訪問が行われている」ということです。
今までは営業の訪問管理をしようとして、日報サービスやチャットサービスを導入していました。
しかし入力が面倒などの要因で中々現場に浸透せず、形骸化するということを五年くらい繰り返していました。基本的に弊社の営業業務報告は自己申告ベースであり、訪問の裏付けが取れていないという課題がありました。
弊社ではこれらの課題をマネージャーによる管理の範囲の問題としていました。

そこでcyzenの、訪問先に行かないと訪問のログを残せないチェックイン機能や、リアルタイムに移動履歴を記録するルート自動記録などを活用することでGPS情報に紐づけたデータを取得できるようになり、マネージャーの管理業務の精度の大幅な上昇に繋がりました。
この結果1週間ほどで営業全員の動きが把握できるようになり、確実に訪問しているデータをチームで共有できることになりました。

さらにcyzenで取得したデータはすべてデータ出力が可能でグラフなどで確実な訪問データを報告できるため、容易に営業部門の訪問件数や商談を見える化することができます。

これらのことで訪問をサボっている社員には居心地の悪い雰囲気ができたため自動的に辞める社員も出ましたが、全体としてのパフォーマンスはcyzen導入前と比較して、20%ほどUPしました。

提案営業時の報告書は柔軟に変更することができるので、便利で助かっています

広告代理店業の営業はさまざまなお客様のニーズにアンテナを立てるため、デジタル化を進める必要があります。
弊社でも営業部門により既存顧客の課題解決にむけての提案活動を支援するために、お客様の広告についてのお困りごとだけでなく、マーケティングに関することやその他のご相談ごとを幅広く受けることができるような報告書を設定しました。

cyzenでは報告書のテンプレートが多数用意されており、cyzen管理画面にてノーコードで簡単に報告書を編集できるため、ITに疎い営業部門だけでも簡単に利用を開始することができました。

管理者が作成した報告書はリアルタイムでスマートフォンに反映されます。
営業が利用するスマートフォン側の入力も非常にシンプルで音声入力や画像中心で報告できるため、弊社では商談が終わってから具体的な内容を15分以内で入力し報告するオペレーションを浸透させることができるようになりました。

このことでお客様の声を自分の主観を交えることない事実ベースのいわゆる生の声を記録して、会社の資産として蓄積することが可能となりました。
実際にここから新しいイノベーションが生まれました。
ある女性社員がお客様の声からをヒントに軽量かつ安価な素材でのペットむけの新商品を開発したことで、弊社の人気シリーズに発展しました。

IT部門でなくても使える、データをグラフ化できる

今までのシステムだと、報告書のフォーマットを考えて情報システム担当者に依頼し、1ヶ月後くらいになってクオリティの50%くらいの報告書が出来上がって来るということが多かったのですが、
cyzenは自分で報告書フォーマットを簡単に、柔軟に変更できるので満足度100%に近いものが出来上がるので大変助かっています。

また集まったデータを見たい切り口でグラフ化できるため「どれくらい商品のアイデアとなる報告書を入力しているのか」などがグラフを見れば一目瞭然なので助かっています。弊社は古くからの会社でITに強いとは言えなかったため不安も多かったのですが、親切なカスタマーサポートの手助けもあり、1週間程度でcyzenの運用が回るようになりました。
今まで色々なツールを試して失敗していましたが、今回は取り組みがうまくいっているので満足しています。

まとめ

cyzenの導入によって生み出された効果

  • 営業部門の提案力の向上
  • 自己申告に頼らない確実な訪問データの取得
  • 訪問数がcyzen導入後20%アップ

これからも広告業界は環境変化がより激しくなりますが、弊社はcyzenを利用することで新たなビジネスチャンスを生かして行きたいです。