株式会社トリリオンは、温浴施設の安全衛生管理、設備保全管理、省エネルギー管理など温浴施設の課題解決サービスを全国で展開しています。
2016年より作業スタッフ、営業、バックオフィス業務でcyzen(サイゼン)を活用いただき、業務工数の削減や勤務パターンの選択、分業化を実現に役立てていただいております。
cyzen(サイゼン)導入前の背景と活用
cyzen(サイゼン)導入にあたって解決したい課題は、大きく2つで労務・業務管理と報告書作成業務の改善でした。
導入以前は勤怠、経費、作業時間や作業内容は自己申告をベースとした日報で管理しており、入力と管理の負担軽減が必要だと感じていました。
報告書の改善については、作業後にお客様に提出する報告書の作成です。実際に作業をしたスタッフが夜勤明けでも会社に戻り、報告作成作業を行なっていたため、長時間労働の一因となっておりすぐに解決すべき大きな課題でした。
現場から業務を報告することで正確に業務状況を把握
cyzen(サイゼン)導入後はスマホからサクッと作業開始、終了を打刻するだけで位置情報と作業内容の記録を残すことができています。これにより帰社後の日報作成にかかる工数を大幅削減、業務内容の把握ができるようになりました。
管理者目線では勤怠情報だけでなく作業の状況が把握でき、活動を簡単に数値化できたことにより労務管理や作業分析の負担軽減にも繋がっています。
報告書作成業務の工数を7割削減
現場でスマホで撮影した写真にcyzen(サイゼン)のアプリで簡単なメモを残してリアルタイムに情報共有しています。
これによりバックオフィススタッフと作業員で業務を分担することができ、業務効率は大幅に向上、報告作成業務の工数を7割削減することができました。
「cyzen」の導入で業務を見える化、働き方を改革
株式会社トリリオンでは、現在出勤時間(勤務時間帯)を6パターンから自由に選択できる「勤務時間帯選択制度」を導入していますが、この制度の背景にはcyzen(サイゼン)の活用で「どこで誰が何の業務をしているのか」が正確に分かるようになったことによるものです。
この制度の導入には、小さな子供がいるスタッフの、保育園の送迎や急な子供の対応がしやすいよう、育児分担ができるようにという想いがありました。その後もコロナの影響でシフトを2パターン増やすなど、業務を簡単に可視化することで働きやすい環境作りにも繋がっています。
株式会社トリリオン 総務担当 富樫氏 コメント
cyzen(サイゼン)を導入してから6年目になりますが、ユーザーに苦手意識を植え付けないよう、現場優先の運用を意識しています。cyzen(サイゼン)は機能がシンプルで使いやすいツールであることも「ちょうどいい」と、感じています。
ツールの活用においては何処にでも「ITが苦手」な人はいますし、新たな制度を導入すると今までになかった管理工数が発生するものです。しかし勤務時間の選択制度を活用し、報告作業負担の軽減を実感するなど、使っている内に『これは自分の利益につながる!』と気付くようです。
「業務改善」は常に念頭にあるため、今後も効率的に働きやすくなる環境を作るためのツールとしてcyzen(サイゼン)の運用をしていきたいと考えています。