レッドフォックス株式会社(所在地:東京都千代田区、以下「レッドフォックス」)が開催している、ユーザーへの感謝の気持ちをお送りする企画「cyzen大賞」。
第9回受賞者を発表いたします。
家電の販売や修理・点検などを行う「街のでんきやさん」を運営する有限会社佐野電器商会(所在地:北海道網走市、代表取締役:佐野英樹、以下 佐野電器商会)が「cyzen(サイゼン)」を導入した結果、訪問業務で75%の業務削減を達成し、訪問件数が2倍以上となった成功事例と共に、佐野電器商会の萩平様からいただいたコメントを掲載いたします。
cyzen(サイゼン)導入の経緯
佐野電器商会は、パナソニック系列店である「街のでんきやさん」として、家電の販売から修理・点検、リフォームまで地域に密着した“家にまつわる困りごと”に関する幅広いサービスを提供しています。気軽に何でも相談できる店であるために、地域のお客様との関係性を深めるため定期的な訪問を重視した業務を行っています。
課題は「訪問準備にかかる時間」と「訪問記録」
佐野電器商会が担当するエリア内の顧客は約3,000件で、そのうち定期的な訪問が必要な顧客に対して月1回の訪問を目安にし訪問業務を行なっています。
これまで訪問計画は顧客データを印刷し、訪問先やルートを地図で調べて作成していました。そのため、訪問の事前準備は1件あたり約20分かかっていました。導入前の1日の訪問件数は平均12件で、訪問の事前準備は約3時間発生し、課題となっていました。
また、業務報告は担当者ごとの日報で行なっていたため、顧客ごとの訪問記録としては管理しておらず、個人の記録や記憶に頼っており、属人化している点が課題でした。
cyzenでは、地図上で訪問先の位置関係や顧客情報の確認、業務報告や訪問内容の記録・データ化が可能です。そのため、訪問の事前準備から業務報告までの業務を効率化できることから導入に至りました。
「cyzen」の活用と成果
cyzen上で「1ヶ月以上訪問していない顧客」などの条件で顧客リストを作成し、地図上でリスト化した訪問先を表示することができるため訪問先の位置関係が分かりやすく、1件あたりの訪問準備が5分以内になりました。また、無駄のないルートでの訪問ができ、移動時間も削減できました。
訪問の事前準備や、移動時間が削減されたことで1日の訪問件数は1日あたりの訪問件数は約2倍となる約30件になりました。
なお、本取り組みは、cyzen(サイゼン)の活用で業務の効率化を実現した企業を表彰する「cyzen大賞」として表彰いたしました。
佐野電器商会 萩平氏 コメント
cyzenを利用することでパッと見てお客様の位置関係を把握できるので、以前に比べて格段に回りやすくなりました。住所の◯丁目の◯番地を見ても正直分からないので、以前は1日の活動の中で「さっきここ来た」ということがよくありましたね。
「街のでんきやさん」はお客様との関係性が重要になるので、顔を覚えてもらうことが重要です。cyzenで訪問活動が効率化され、1日の訪問件数が2倍になったため、リストを一巡するスピードが上がり、顔を覚えてくれるようになりました。最近はなんでも話してくれる人が増えています。
訪問後は雑談内容や「お茶をいただいた」などちょっとしたこともメモ感覚でcyzenに記録しています。活動内容が共有できますし、記録があるので今後は訪問の担当が変わっても業務がスムーズになると思います。