株式会社パソナ 関西特別法人営業部パナソニックコンシューマーマーケティング担当
「cyzen(サイゼン)」導入支援を実施
株式会社パソナ 関西特別法人営業部 特別法人チーム
レッドフォックス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:別所宏恭 以下、レッドフォックス)が提供する、スマホで外回り業務を効率化し新しい働き方を創る「cyzen(サイゼン)」を、株式会社パソナ関西特別法人営業部特別法人チームが、営業活動を支援する家電販売店へ導入サポートし、業務の見える化と営業活動の仕組みを構築した結果、訪問活動による反響率78%、面談による商談化率29%(反響率とはポスティングによる問合せ、面談率とは面談時の具体的な商品案内)を実現したことをお知らせいたします。
cyzen(サイゼン)導入の経緯
パソナは営業職、販売・接客職などの人材サービスとマーケティング支援を手掛けており、家電販売店の営業支援も行っています。支援先の家電販売店は、主に地域住民向けに家電販売や設置・修理などのサービスを提供しており、古くからの顧客である地域住民からの売り上げが多くを占めています。>
一方で、近年のネット通販の利用拡大や量販店の進出による購入経路の変化を受け、若年層や新規顧客の獲得が難しく、売り上げが伸び悩んでいます。
顧客層の拡大や売り上げ向上のためには、新規顧客開拓などの営業活動が重要です。しかし、販売店の従業員は今まで商品の販売や搬送・設置、修理などが主な業務だったため、営業活動の経験やノウハウが少なく効率的な営業活動を実現することが困難でした。
そこで「cyzen」を導入し、新規顧客への営業活動の仕組み化や営業成果を正確に把握することで、営業力強化や業務効率化を図りました。
「cyzen」の導入の効果
「cyzen」の導入により業務の見える化が可能となり、特定商品キャンペーンでは訪問軒数154軒に対し商談52軒と具体的な成果が把握できるようになりました。
訪問活動による各比率は反響率が74%、面談による成約化率は40%と高い水準で成果が出ています。
このように、訪問営業を効率化し業務を見える化することで成果を正確に把握することが可能となり、従業員のモチベーション向上に繋がりました。
その結果顧客へ積極的にコミュニケーションを行い、地域密着型ならではの温もりある人間関係を構築し高い成果が上げられたと考えられます。
[活用事例]
・訪問先リスト作成の効率化
地図上で訪問先を選択し、ピンを立て表示させます。
販売店の従業員は訪問先となるピンを検索し、リスト化することで地図上で顧客の場所を確認しながら効率的な営業訪問が可能になりました。
・営業報告の仕組みを構築
訪問後に、販売店が独自に設定した報告書フォーマットに沿って訪問の内容を記録します。
入力項目は、「会った人」「印象」などで、回答入力は”○”、”×”などの選択式にすることで簡単に記録ができるため、従業員の業務負荷を軽減し、継続的な運用を実現しました。
・顧客対応や情報の社内共有
顧客ごとに会話内容や販売した商品、対応などを記録する他、訪問先ごとに撮影した写真を管理することができます。
販売店では機器の品番や設置場所などを撮影し、スピーディに記録できるようになったことから社内への情報共有が活発化しました。その結果、担当者以外も顧客情報にふれやすくなり、機器の交換時期やメンテナンスの提案・リプレイスなど社内全体で顧客の潜在ニーズを開拓できるようになりました。
なお、本取り組みは「cyzen」の活用で業務の効率化を実現した企業を表彰する「cyzen大賞」として表彰いたしました。
株式会社パソナ 関西営業本部特別法人チーム パナソニックコンシューママーケティング担当 河越氏 コメント
私自身も管理者として様々な報告書フォーマットを活用しながら数字を作ってきた経験を活かして、現在「cyzen」を活用した家電販売店の営業支援を行っています。
営業支援ツールとして「cyzen」を長く使っていますが、支援先により活用方法も様々で、新たな使い方を気付かされることも多いです。リアルタイムでファクト情報が取得でき、様々なデータが取れていくので本当に面白いツールと感じています。
弊社は営業職、販売・接客職などの人材サービス事業を展開しているため、販売店の管理だけでなく、ラウンダー業務で「cyzen」の活用実績があります。
今回、全国の販売店支援において「cyzen」の活用に至った決め手は大きく3つあります。
1つ目は「cyzen」は業務の見える化ができるツールであること、2つ目は誰でも簡単に使えてITリテラシーが不要であること、3つ目に手持ちのデバイスにアプリを入れてすぐに使えることです。
販売店の売上げ向上という目標と、販売店の従業員(主に配送設置業務)の業務状況を考えたとき、「cyzen」を業務の課題解決に活用できるのではないかと思い導入を決めました。
今回、コロナ禍でお客様は思うように買い物ができない状況の中、お客様のお困りごとを丁寧にお聞きし対応することで、販売店をより身近に感じていただくことができ、信頼関係を構築することに繋がりました。単純な販売店と顧客という関係を超えた信頼関係が、販売店の今後の営業活動に寄与してくれると感じています。