ITやクラウドを利用したCRMシステム(顧客管理システム)の導入をご検討中ですか?

導入する製品を選定する前に、まずCRM(顧客管理)やCRMシステムについてきちんと理解できているでしょうか?今、「CRMとCRMシステムって同じものでしょ?」と思われた方は、要注意。CRMシステムを使うと生産性が上がって、利益も増えるらしいといった曖昧な理解でCRMシステムを導入してしまうと、高額な投資をして導入してもきちんと活用されないという事態を引き起こしてしまい、生産性も上がらず利益も増えないということになってしまう可能性が高くなります。

そこで今回は、CRMシステムの導入を検討されている企業のご担当者様へ向けて、CRMの基本から、CRMシステム導入のメリットや導入の際に検討すべきことなどを徹底解説。記事後半には、無料版から有料版まで、代表的な10のCRMシステムの特徴やメリットを比較紹介しているので、この記事を通してCRMシステム導入の具体的なシミュレーションをしてみましょう。

CRM(顧客管理)とは?

CRMとCRMシステム

CRMは「Customer Relationship Management」の略称で、日本語では「顧客管理」「顧客関係管理」と訳されます。
CRM=ITやクラウドを使った顧客情報管理ツールと思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、本来CRMとはマネジメント手法の1つを表す言葉であり、ビジネスツールそのものの名前ではありません。

では、CRMとは一体どんなマネジメント手法なのでしょうか?

CRMは、見込み顧客や既存顧客が自社の商品から得られる体験をより良いものとすることで、顧客を獲得する、顧客の満足度と顧客ロイヤルティを向上させる、そしてこれらを長期的に維持することでLTV(※1)を最大化するという、顧客と企業双方の利益向上を目指すマネジメント手法。

もっと簡単に表現すると、顧客との関係性を深めることで自社商品の愛用者を増やし、顧客からもたらされる利益の最大化を目指していくものです。

CRMでは、企業がユーザーニーズにマッチしたマーケティングを日々行うことで、「①見込み顧客を新規顧客として獲得」、「②顧客満足度を上げてリピーターをつくる」、「③さらにリピーターからファンになってもらう」と段階を踏んで顧客との関係性を深めていき、長い期間に渡ってたくさん自社の商品を購入・使用してくれる顧客の維持と拡大をしていきます。

そして、このCRMで重要なユーザーニーズにマッチしたマーケティングを支援するためのツールがCRMシステムです。

まずは、CRMとCRMシステムの違いについて、頭に入れておきましょう。

※1 LTV:「Life Time Value」の略。日本語では「顧客生涯価値」と訳され、顧客一人(一社)が、最初の接触から取引終了までの期間に企業にもたらす利益の総額を算出した指標です。

なぜ今CRM(顧客管理)が重要なのか

現代のビジネスは、企業主導ではなく消費者主導であり、消費者の多様なニーズに応え続けなければ、利益を出し続けることができません。

高度経済成長期やバブル景気の頃は、どの業界でも市場が一気に拡大し、容易に新規顧客を獲得することができていました。また、たとえ類似商品を売るライバル企業が現れて一度は顧客が離れたとしても、新たに高品質・低価格な商品を発売することで、失った顧客を簡単に取り戻すことができていました。

しかし、近年はインターネットやSNSの普及により、消費者は企業から発信される情報をただ受け取るだけでなく、欲しい情報を自ら探して取得できるようになり、従来の企業主導の一方的なマーケティングだけでは、新規顧客の獲得や既存顧客の維持が難しくなっています。

顧客のニーズが多様化し、市場にモノが溢れる現代で自社の商品を選び続けてもらうためには、各企業が顧客視点に立ち、それぞれのニーズに合わせたマーケティングを行うことが必要不可欠。

だから、顧客ニーズを的確に把握し、適切なターゲットに、適切なタイミングで欲しい商品を提案・提供するCRMが、現代のビジネスにおいて重要とされているのです。

どうやってCRM(顧客管理)で利益を最大化させるのか

では、CRMで利益を最大化させるためには、どうすればよいのでしょうか?

CRMで企業から顧客へ行うべきマーケティングは、適切なタイミングで、ニーズにマッチした商品、あるいはプロモーションに触れる機会を提供することです。

そのためには、事前準備としてユーザーニーズを的確に吸い上げ、顧客視点に立って商品や付随するサービス、販売方法などについて整理をし、さらに吸い上げたユーザーニーズを分析して適切なターゲットやアクションのタイミング、プロモーション方法などを導き出す必要があります。

そして、ここで導き出されるマーケティングは、個人の勘や経験に基づいた成功するかわからない博打のようなものではなく、顧客情報の分析に基づいたその時点での最適解でなければなりません。

そこで登場するのが、顧客情報を一元管理するCRMシステムです。

CRM(顧客管理)システムとは?

CRMシステムは、顧客情報を一元管理するツール全般を指します。

CRMシステムと言うと、ITやクラウドを使った高度なシステムを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、紙のカードやノート、エクセルなどを利用したツールも立派なCRMシステムです。顧客がある程度限定されていて、その数もさほど多くない中小企業であれば、エクセルやGoogleスプレッドシートで管理している場合が多いのではないでしょうか。

例えば名前や住所、電話番号、メールアドレス、年齢、所属会社名などの基本的な顧客情報や商品の購買、サービスの利用履歴といった情報のみを管理するのであれば、エクセルでも問題なさそうです。

しかし、そこからさらに一歩踏み込んだ情報、例えばどのプロモーションに触れて商品の購入やサービスの利用に至ったか、商品に関連したイベントへの参加状況、新商品のサンプルに対する反応などの細かい情報が増えてきた場合、全てをエクセル上で管理し、必要なタイミングで即座に分析することができるでしょうか?
より詳細で複雑化した膨大なデータを一元管理する必要が出てきたら、ITやクラウドを使ったCRMシステムを導入するのがおすすめです。

ITやクラウドを使ったCRMシステムでは、収集したありとあらゆる顧客情報を一元管理し、所属部門による境無く必要な社員全員が同じ情報を共有することが可能です。

また、一元管理したデータを瞬時に分析し、様々な切り口で可視化してくれるのも、このタイプのCRMシステムの特徴の一つ。顧客に関わる全ての情報がCRMシステムに集まる仕組みを作ることで、リアルタイムに最新の情報を把握することができ、1クリックでグラフや表を作成して即座にデータの比較や次のアクションの検討を行うことができるのです。

CRM(顧客管理)システムを導入する目的とメリット

1.顧客情報の一元管理と詳細な分析が可能

CRMシステム導入の一番の目的であり、最大のメリットが、詳細な顧客情報を一元管理できること。それまで各部署で管理していた顧客情報を1つのツールに集約することで、より詳細なデータを必要な社員全員が把握することが可能です。

さらに、集約されている情報の種類が豊富なので、さまざまな切り口での分析ができます。細かい分析ができれば、顧客のニーズを的確に捉えることができ、そのニーズにあったアプローチをすることで、商品に対する顧客の欲しい、利用したいという欲求を増幅させます。

また、集約した情報の中にメールアドレスやSNSのアカウント情報があれば、顧客の属性を分析して同じニーズを持つターゲットを絞り込み、そのターゲットだけにリアルタイムでマーケティングを行うことも簡単です。この時、ターゲットに必要な商品や情報だけを厳選して提示することで、顧客は企業から特別扱いをされている実感を持ち、継続した関係を構築・維持しやすくなります。

2.瞬時の情報分析と可視化でPDCAサイクルを高速化

CRMシステムでは、管理している情報から、様々な切り口のグラフや表などを1クリックで作成でき、見たい情報を瞬時に可視化することができます。
そのため、MTGや分析に必要な準備の時間が短くて済み、PDCAサイクルを高速で回してビジネスチャンスを増やすことが可能になります。

また、顧客に関わる全部門の情報が一ヵ所に集約されるので、各担当者の対応やそれに対する反応も見える化できます。
常に同じ情報を共有できているので、マーケティングのどこかに問題や課題が見つかった場合、他の担当者と連携して改善策を検討するということがスムーズに行えます。

3.作業時間短縮による生産性の向上

CRMシステムで情報を管理すると、情報の入力が簡単に済み、今まで入力にかけていた分の時間を短縮することが可能です。

また、一度入力するだけで、他の部門の担当者も同じ情報を閲覧、分析できるため、情報共有のために使っていたMTG時間を減らすこともできます。MTGを実施する場合でも、CRMシステムで情報共有ができているので資料の作成も少なく済み、資料に必要な表やグラフは1クリックでCRMシステムが作成してくれるので、MTGのための準備時間も大幅に減り、その分を他の業務に当てることが可能になります。

さらに、顧客情報の分析によって、見込み顧客の傾向や市場の動向を予測することができるため、新規営業やプロモーション活動での博打が少なくなり、効率よく売り上げを増加させることができるでしょう。

このようにITやクラウドを使ったCRMシステムを導入することで、マーケティングに関わる業務の時間を大幅に短縮し、生産性の向上が見込めるのです。

CRM(顧客管理)システムの選び方

ITやクラウドを使ったCRMシステムが本当に必要ですか?

ここまでご紹介した内容を踏まえて、もう一度ITやクラウドを使ったCRMシステムを導入するかどうかを検討してみてください。
序盤でもお伝えした通り、顧客や事業が限られていたり、必要な顧客情報が少ない企業であれば、エクセルやGoogleスプレッドシート、会計ソフトウェアなどでの管理でも十分かもしれません。導入や運用にはそれなりのコストがかかるので、やっぱり導入しないというのも選択の一つ。

基本的な顧客の個人情報以外に、商品の購入・利用頻度やプロモーションに対するアクションなどの詳細な顧客情報を一元管理し社内で共有したい場合は、このままITやクラウドを使ったCRMシステムの導入を進めていきましょう。

また、CRMシステムを導入すると決めた方は、一度自社の「現状の課題」や「今後実現させるべき目標」を明確にしてみましょう。

CRMシステムは、あくまでもCRMを実現するための支援ツールに過ぎません。CRMシステムを導入すればCRMを実現できるという誤った認識でCRMシステムを導入しても、CRMの本質や企業の課題、目標を理解していなければCRMによる成功はなく、かけたコストが無駄になってしまいます。
CRMによって顧客視点のマーケティングを行い、収益の最大化を図るためには、「①どんな課題を解決しなければならないのか」、「②目標実現のためにどうアプローチしていくか」を体形立てて整理し、そのためにどうやってCRMシステムを活用するかをしっかり計画することが大切です。

CRMシステム活用の計画がしっかりと立てられたなら、おのずとどんなCRMシステムを導入するべきなのかが見えてくるのではないでしょうか。

CRMシステムに求める機能を洗い出す

ITやクラウドを使ったCRMシステムにはそれぞれ個性があり、得意なことや使い方が異なります。そこで、ここからは実際にどんな機能を持ったCRMを導入するべきなのかを考えていきましょう。今回は4つの切り口を用意したので、順番に自社の場合はどうだろうと考えてみてください。

<1.どこまでの顧客情報が必要ですか?>

CRMによって解決したい課題や実現させたい目標は企業によって異なります。活用方法によって、また取り扱っている商品の特性によっても必要な情報が異なるため、まずはどんな情報を蓄積する必要があるかを考えてみましょう。

顧客情報はたくさんあった方が良いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自社に必要な情報を精査して、必要最低限の情報のみを収集するというのが重要です。不要な情報は入力や分析を煩雑にし、せっかくのCRMシステムのメリットを最大限生かすことができません。
また、個人を特定できるような情報、例えば氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどは、流出のリスクを伴うので、不要な項目は取り扱わないのがベター。

このような点を踏まえて必須項目を洗い出すと、どんな情報の分析に特化したCRMシステムが良いのかが見えてきます。

<2.どの部署の人が何人くらい閲覧・入力をしますか?>

CRMシステムを利用する部門に関わる全員が同一の情報を共有できているのがベストですが、人数が多いと一部のメンバーしか扱わない情報も増え、どんどん欲しい情報を探しにくくなったり、そもそもどの情報が自分に必要なのかが分からなくなってしまいます。

また、1顧客に対して複数の部門、メンバーが関わる場合は、その全員が入力できなければ情報の鮮度を保つことができません。しかし逆に、同時に入力してしまい情報がめちゃくちゃになるという事故も想定されます。

そこでCRMシステムを使う人数が多い場合に必要なのが、権限設定やソートといった機能です。

入力権限や閲覧権限の設定で必要なメンバーだけがその情報を見られるようにすることで、情報が探しやすくなるだけでなく、流出を防ぐこともできます。また単純なソート機能のほかに、個人の閲覧画面をカスタマイズできるような機能が付いていると、パッとすぐに欲しい情報を見つけることができるので、分析が捗りそうです。

<3.外出先からの閲覧・入力をしますか?>

営業部門がCRMシステムを使う場合は、外出先からのアクセス、さらにはパソコンだけでなく、スマホやタブレット端末からの閲覧・入力ができると便利です。隙間時間でいつでも顧客情報や過去の営業活動の内容などを閲覧できるほか、訪問中に追加でデータを提示したいときもその場ですぐ顧客に見せることができ、契約までのスピードアップとビジネスチャンスの増加が見込めます。

さらに、外出が多い営業担当者にとって、自社に戻ってから顧客情報の入力作業をするのはかなり効率が悪く時間の無駄。外からでも入力できるようにすることで、訪問と訪問の短い空き時間でも入力ができるようになり、情報の鮮度も上がります。

ただし、外からの閲覧・入力を可能にする場合に注意したいのが、情報流出への対策と入力の手軽さ。
外からCRMシステムにアクセス可能になると、端末の紛失や盗難のほか、画面を周囲の人に見られることで顧客情報が流出するリスクが上がるので、それらを防止するための対策が必要になります。

また、入力作業が煩雑だと外出中に対応するのはなかなか面倒なので、項目が少なかったり選択式になっている、入力が手軽な製品を選びましょう。

<4.他のツールとの連携が必要ですか?>

CRMシステムにまとまっている情報をほかのツールにも共有したい場合や、形式の異なる書類・資料を作りたいとなった時、いちいちCRMシステムを見ながら手入力をしていたら、ミスも起こりやすく時間もかかります。そこで必要になるのが、普段使用しているほかのツールとの連携機能です。

CRMシステムを導入した時に連携が必要そうなツールを事前に洗い出し、連携可能かどうか確認しましょう。連携が必要そうなものは主にSFAや会計ソフトになるかと思いますが、うまく連携できるCRMシステムがない場合は、いっそのこと連携が必要なツール全てを新しいシステムに丸ごと乗り換えるのも選択肢としてありです。

また、CRMシステムからエクセルやGoogleスプレッドシート、PDFなどに出力できるかも、作業効率に関わるので合わせて確認しておくのが◎

さらに、これまで管理してきた顧客情報を、簡単に新しいCRMシステムに移行できるかどうかの事前確認も忘れずに。CRMシステム導入後に、移行できないまたは移行に手間がかかるというのが発覚すると、スピーディーに運用を開始することができません。

選んだそのCRMシステムを継続的に運用し続けることができますか?

上の4つの項目について考えると、自社に合いそうなCRMシステムがかなり絞られてくるはずです。候補のCRMシステムが出そろったら、運用し続けられるかどうかについて考えてみましょう。

<5.ランニングコストは適正ですか?>

CRMシステムの導入によって見込める利益とランニングコストを比較し、自社に見合ったプランで契約しなければ、CRMシステムを導入するメリットが半減しますし、運用を続けられなくなる可能性もあります。

有料のCRMはより詳細な顧客情報の管理が可能ですが、サービス内容に応じて費用が異なります。必要なサービスのみをカスタマイズできるなど、プランが豊富なCRMシステムもあるので、各製品のプランを比較し、自社に不要なサービスがランニングコストを高くしていないか確認してみましょう。

<6.現場がきちんと運用できるシステムですか?>

そして最後に確認しておきたい一番重要なポイントが、実際に現場が使いこなせるか、運用し続けてもらえるのかという点です。

CRMシステムは、機能が豊富であればそれだけ詳細なデータを得ることができますが、たくさんの機能がそろっていてもそれを使いこなせなければ導入している意味がありません。
ですから、便利な機能をあれもこれもと欲張りすぎず、使い勝手が自社の営業部門やマーケティング部門の業務フローにマッチしているかも検討する必要があります。

CRMシステムにデータ入力を行うのは、主に営業担当者やマーケティング担当者です。データ入力がなければ顧客情報は蓄積されないので、既に忙しく業務に追われているメンバーが新しいCRMシステムへの入力を手間に感じず、さらに業務効率が改善していると感じられるようなツールを導入しなければ、運用し続けてもらえないでしょう。

高額な投資をして導入したのに全く運用されないというのは、とてももったいないので、だれでも簡単に入力や分析ができ、全ての部門が使いやすかどうかという点も、製品選びの重要なポイントです。

代表的なCRMシステム10製品を比較紹介

それでは、ここからは新規導入するCRMシステムの候補になりそうな代表的なCRMシステム10製品を紹介します。
今回ピックアップしたのは、「cyzen」「ちきゅう」「カスタマーリングス」「うちでのこづち」、そして「Fullfree」「kintone」「WaWaD-B」「Canbus」「Sansan」、最後に「SkyDesk」です。それぞれの特徴を比較してみましょう。

■1.フィールドサービス、営業パーソンに選ばれる「cyzen」

「cyzen」は、フィールドサービス、営業パーソンを対象にした、スマホアプリです。顧客情報や行動履歴等業務のあらゆる情報を「視覚」で確認できるのが特徴的です。モバイルを活用しての柔軟な管理が可能で、スタッフ同士の動きが外出先でも共有できます。地図を見るだけで確認できるため、営業部門と技術部門の連携等チームワークを必要とする業務での活用も期待できるでしょう。

地図上で顧客の情報を素早く検索でき、訪問の優先順位やついでに訪問できる顧客を瞬時に視覚で把握できることで、無駄を省きながら顧客のニーズに素早い対応を実現してくれます。営業の訪問履歴や報告書などの閲覧も可能で、CRMとしての機能も果たしています。

顧客情報は、モバイル上で地図とリストを自由に切り替えての閲覧が可能です。写真を自動仕分けしてくれる機能は、現場作業の多い建設業などで便利に活用できるでしょう。「cyzen」は、30日間の無料トライアルを実施中。(2018年11月現在)お申込みはこちらからどうぞ。


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■2.シンプルで無駄の少ない「ちきゅう」

「ちきゅう」は、機能をできるだけ基本的なものに抑え、シンプルにまとめているのが一番の特徴です。顧客管理と営業支援システムが同時にできる、CRMとSFAの両方の機能が含まれています。使わない機能を省くように作られているため、CRMを初めて導入する企業に向いているかもしれません。データベースを自社の内容に合わせて自由に設計し、顧客情報を蓄積して管理ができます。スタッフが訪問した履歴などの情報から売り上げ予測するといった機能は、業績アップにつながるでしょう。商談の履歴からは過去のやり取りの内容までが把握でき、チャットワークとの自動連携によって瞬時の情報共有も実現してくれます。(※2)

■3.既存顧客の管理に強い「カスタマーリングス」

通販事業者向けCRM/MAツール「カスタマーリングス」は、①顧客情報や購買履歴などの情報を統合し、②顧客分析や商品分析などの機能により顧客を見える化、③自由なセグメントで、メールやSMS、DM、レコメンド、LINEなど顧客に合わせた最適なコミュニケーションを実現します。直感的に操作ができ、使いやすさも重視されています。導入後もサポートしてもらえるので、操作がわからなくなったときや初期設定にも心強いでしょう。(※2)

■4.「うちでのこづち」はEC通販CRMを強化

「うちでのこづち」は、EC通販システムとの自動連携をすることで、そこから顧客の分析、メール配信やSMSでのプッシュ配信、ディスプレイ広告といったCRM対策へとつなげていきます。その先の反応と結果の検証など、EC通販に必要な機能を揃えているのが特徴的です。顧客の分析だけでなく、自社の隠れた問題点などを探り出すことで、そこから新たな売り上げへの可能性を導き出していきます。導入後は、実際にCRMを利用する担当者に向けて、必要な機能と操作のサポート支援を行ってくれます。サポートに柔軟に対応しているのも「うちでのこづち」の特徴でしょう。また、データの活用方法や目標に向けてのコンサルティングにも対応してもらえます。(※2)

■5.「Fullfree」はエクセルからの移行がしやすい

エクセルでの顧客管理が長く、CRMの導入に不安があるという企業に向いているのが「Fullfree」です。エクセルでの計算方法がそのまま活かせるので、エクセルに慣れている人ならすぐに覚えることができます。サポートしているエクセル関数は、およそ100種類という頼もしさです。自社の商品や特徴に合わせて、自由にカスタマイズできる使いやすさも備えています。また、使わない機能は表示されないため、視覚的な煩わしさもありません。クラウドで操作が可能なので、ファイルの共有はもちろん、複数台のパソコンから同時編集もできます。「Fullfree」の最大の特徴は、これらの機能がすべて無料で利用できることです。機能は常にバージョンアップされているというのも、利用者が多い理由でしょう。(※2)

■6.アプリ作成が簡単にできる「kintone」

「kintone」は、プログラミングをしなくても簡単にアプリの作成が可能です。その方法は3つあります。1つはエクセルのデータがそのまま導入できるというもので、読み込むだけで簡単にアプリが作成されます。もう1つはドラッグ&ドロップです。使いたい項目をドラッグするだけで、どんどんアプリが出来上がっていきます。そして最後はテンプレートを使う方法で、あらかじめ用意されたテンプレートを選ぶという簡単なやり方です。難しい操作が苦手だという人でも、簡単にアプリ作成ができるのが「kintone」の特徴でしょう。導入前にじっくりと相談できるサービスや、導入を検討している人と利用者が参加できるセミナーもあります。(※2)

■7.CRMの基本がシンプルにまとまった「WaWaD-Be」

「WaWaD-Be」は、CRMとして必要な基本がシンプルにまとまっています。顧客情報や商談に関する情報、商品情報に販促ツール、さらにはクレーム情報など、必要な機能を自由に組み合わせたフォームを作成し、さらにそれを共有することができます。情報更新がされたときのお知らせ機能は、自分が知りたい項目だけに設定できるというのも便利な特徴です。不要な部分に時間を取られない分、仕事に専念でき、時間を有効に使うことができます。情報は、携帯とスマホ、そしてタブレットでも活用できるため、外出先からでも利用が可能です。顧客管理には閲覧制限ができるので、部署ごとで管理したい場合には部外者の閲覧と編集を回避できます。(※2)

■8.「Canbus」はIT経営を促進するCRM

「Canbus」は、直感的な操作で簡単にアプリ作成ができるCRMです。エクセルに近い機能を揃えているので、エクセルで慣れている企業、またはエクセルで行ってきた顧客管理をCRMに移行したいという企業に向いているでしょう。利用できるユーザー数は無制限です。顧客情報以外に、顧客への営業履歴や過去のクレーム履歴など、さまざまな情報を多くのユーザーによる共有が可能です。導入に向けての相談や問い合わせにも柔軟に対応しているので、疑問点などがあれば導入前に確認できるのもうれしいサービスです。また、セミナーも開催しているので、参加することでさらに詳しく理解ができます。(※2)

■9.名刺をスキャンして情報共有する「Sansan」

「Sansan」は、名刺をスキャンするだけで顧客の情報がデータ化できるという手軽さが特徴です。スマホからも自由に検索と閲覧ができるため、1人のスタッフが名刺交換をすれば、閲覧できる全員に営業の可能性が広がります。さらに、データ化した名刺の人物に異動などの変化があれば、push通知によって常に情報が更新されます。個人だけでなく、企業自体の変更についてもpush通知で更新され、さらに必要な情報だけをキャッチできるように設定も可能です。「Sansan」で名刺の情報を共有すれば、必要な人脈に無駄のないアプローチができ、CRMへの活用も容易になります。(※2)

■10.「Skydesk」でビジネス情報を一元化

「SkyDesk」は、名刺の管理から顧客訪問履歴など、さまざまなビジネス情報を一元化し、関係者全員が共有できます。名刺はスマホや複合機などからスキャン可能で、外出先からでも気づいたときにいつでも情報化ができます。過去の実績から提案状況、コンタクト履歴など営業に関わる情報が一覧でき、営業の見込み件数まで自動計算が可能です。さらに、これらの情報からメールマガジンの配信などを顧客に向けて行います。導入に関しては、セミナーも開催されているので初心者でも安心です。セミナーは、導入を検討している人、導入して設定や操作方法を学びたい人など、柔軟に対応しています。

まとめ

ITやクラウドを使ったCRMシステムの導入を検討している企業担当者の方は、製品を選ぶ前にまずCRMの本質や自社が「解決させたい課題」、「実現すべき目標」について、システムを運用するメンバー全員へ共有することをおすすめします。

CRMシステムはあくまでもツールであり、それを運用するのは現場の担当者たちです。
運用者全員が、CRMの本質や「解決させたい課題」、「実現すべき目標」を理解できていないと、システムに振り回されてしまってうまく運用できず、利益を最大化できないということになりかねません。
逆にここの認識がしっかり統一されていると、CRMシステムがもたらすメリットを実感でき、利益の最大化が見込めるはずです。

導入候補のCRMシステムをある程度の個数まで絞り込めたら、見積もりを取るのはもちろんですが、無料トライアルサービスを利用してみましょう。

cyzenは30日間の無料トライアル期間でもコンサルサポート付き。サービスに合わせたサポートを受けて成果の検証ができるので安心です。お申込みはこちらからどうぞ。

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