クラウド版顧客管理アプリの選び方3ポイントとおすすめ無料アプリ5選

エクセルで管理していた顧客データでは対応しきれなくなってきた!でもパソコンで使う難しいシステムじゃなく、アプリで簡単に使えるものが欲しい!

自分の職場にぴったりなクラウドの顧客管理アプリがあれば、面倒な顧客管理やいくつものソフトを併用して使う煩わしさから解放されます。
パソコンではなくアプリ版を選ぶことで、外勤の社員やPC操作が苦手な社員でも簡単に顧客管理を行うことができるでしょう。

そこで今回は、
・クラウドの顧客管理アプリを選ぶときの3つのポイント
・各社特徴別のおすすめ比較表を調べて紹介しました。

この記事を読めば、自分の職場にぴったりなクラウドの顧客管理アプリが見つかり、管理作業から営業活動まで負担が減り、仕事がしやすくなります

最適なものが見つかるお手伝いになれば幸いです!

本編に行く前に、顧客管理について詳しく知りたい方は【顧客管理とは?行うメリットと利用ツール一覧のメリット・デメリット】をご覧ください。

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1.クラウドの顧客管理アプリを選ぶときの3ポイント

クラウドの無料顧客管理アプリの選び方3ポイントとおすすめ5選
ここでは、クラウドの顧客管理アプリを選ぶときに重要なポイントを3つに絞って紹介します。

1-1.簡単で誰でも使えること

アプリ型の顧客管理システムを導入する場合、営業パーソンが外出先で手早く使えることが何よりも重要です。
システム導入を検討されている管理者の方は、複雑な連携機能や機能の豊富さで選びがちですが、いくら高機能なアプリでも、使い勝手が悪ければ現場社員がすぐに使わなくなるでしょう。

現場レイヤーでもマニュアルなしに簡単に使えるものが理想です。

画面の見た目(UI)と使い勝手ともにシンプルで、2−3度使ったら使い方が分かる程度に覚えやすいものがいいでしょう。
また、アプリの場合は動作速度も重要。外で読み込みが遅いアプリは立ち上げるのが億劫になり誰も使いたがりません。顧客管理アプリを導入する場合は動作の早いものを選びましょう。

担当者はある程度の使い勝手を理解したら、できる範囲で自社の営業スタイルに合った使い方のマニュアル作成と使用法の指導をし、使用者が新しい機能をすぐに使いこなせるようにサポートをしましょう。 

1-2.何をどこまでやりたいか、を明確にする

世の中には様々な顧客管理アプリがありますが、それぞれ得意なことと不得意なことが存在します。

また、アプリ版はPC版に比べて利用できる機能が限定されることが多く、パソコンで行うような複雑な操作は難しい場合があります。

自社でなぜ顧客管理アプリを導入したいのか、目的をしっかり把握しましょう。
導入目的から逆算して、顧客管理アプリに必要な機能を洗い出すことでツールの選定がスムーズに進みますね。

例:導入目的と顧客管理アプリに必要な機能

導入目的 必要な機能
外出先で過去の商談を確認したい 顧客別の商談履歴をアプリから確認する
顧客の場所を現地で簡単に把握したい 顧客情報のマッピング
顧客とのやり取りを記録したい メールや通話の履歴を自動で残す

このように、導入目的と必要な機能を明確にしておくことで、どのような顧客管理アプリを導入すればいいのかが分かります。

1-3.外勤のスタッフだけが使うのか、内勤/外勤で併用するのか

アプリ型の顧客管理システムの導入を検討している場合、多くは外勤で利用することが想定されますが、内勤でPCから使うことも想定する必要があるのかどうかを考える必要がありますね。

外勤のスタッフだけが使用する場合、アプリ版だけで必要な機能が完結する必要がありますね。
内勤/外勤のスタッフで併用する場合は、アプリ・PCどちらでも使える必要があるでしょう。

利用想定しているユーザーは誰なのか、導入前にしっかり検討しておく必要があるでしょう。

この章では顧客管理アプリを選ぶときに重要なポイントを3つまとめました。次章より、おすすめの顧客管理アプリを5つに絞って紹介いたします。

2.おすすめのクラウド顧客管理アプリ5選

クラウドの無料顧客管理アプリの選び方3ポイントとおすすめ5選

この章ではクラウドの顧客管理アプリを比較しています。

それぞれのアプリに特徴があるので、自社に最適な顧客管理アプリを見つけましょう!

2-1.cyzen フィールドワークの効率化に特化した顧客管理アプリ

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https://www.cyzen.cloud/

cyzen(サイゼン)は、フィールドワークの効率化に特化した顧客管理アプリです。
1,300社以上の導入実績があり、大企業~中堅企業中心に営業やメンテナンスなど様々なフィールドワークで業務効率化の実績があるようです。

複雑な機能を搭載していない代わりに、シンプルで簡単な操作性を売りにしており、ITリテラシーがなくても現場がアプリをダウンロードするだけで使えることが特徴です。

動作速度も速く、使っていてストレスがないので現場に愛される顧客管理アプリです。

もともとPCで使うシステムではなく、ネイティブアプリとして開発されているので、端末の機能(音声入力やGPS)をフルに使えるのが強みです。

以下のような機能があり、フィールドワークにおける顧客管理がスムーズに行えます。

  • 顧客情報を地図上にマッピング(新規、既存などのタグ分けが可能)
  • 商談報告をスマホのタップ操作や音声入力のみで作成可能
  • 過去の商談履歴を現地で確認できる
  • チャット機能があり、外勤と内勤のコミュニケーションが容易
  • GPS機能を活用し「誰が」「どこに」「いつ」訪問したかを全自動で取得

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フィールドワークの生産性を劇的にアップさせる効果があり、導入企業では下記のような声があるようです。

  • アプリに顧客情報が全て入っているので、紙の地図を持ち歩く必要がなくなった(不動産)
  • 営業報告やフィードバックがアプリで完結するので、残業が毎日1時間減った(広告)
  • 飛込みをしながら顧客登録もアプリで出来るので、見込み顧客が20%増えた(通信)
  • 写真付き作業報告がアプリで完了するので、帰社してからの報告作成のための時間が削減できた(メンテナンス)

「訪問先で過去の商談履歴を簡単に確認したい」「商談報告をスマホで簡単に終わらせたい」といった方は一番に検討すべきアプリですね。



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2-2.HubSpot インバウンド型営業組織に強い顧客管理アプリ

クラウドの無料顧客管理アプリの選び方3ポイントとおすすめ5選
https://www.hubspot.jp/

中小企業向けマーケティング施策機能付きの顧客管理システムで、この分野では世界的パイオニアです。
「インバウンド型」中心でリード獲得を行う営業組織に向いており、「インバウンドマーケティング」という概念を世界に広めたのもHubspotです。

顧客管理に関しては、メール・電話・SNSなどのコミュニケーションツールを通じて行った顧客との全てのやり取りが自動保存されます。これらの基本情報に加え、HPからの資料請求の履歴や、閲覧した自社HPの情報までも自動で取得することが出来ます。

アプリでもこれらの顧客情報を確認することが出来るので、見込み顧客がどういったことに興味をもっているのか簡単に把握することが出来ます。

無料版でも使い始められるのが特徴で、途中で有料版にアップグレードしたい場合、その機能が必要な人だけがアップグレードをし、有料版と無料版で利用できる機能・共有を権限ごと分けることができ、最小限の費用で利用することができます。

2-3.Ambasador Relation Tools アンバサダーマーケティングに特化

クラウドの無料顧客管理アプリの選び方3ポイントとおすすめ5選
https://amb-r-t.jp/

普通の顧客管理システムにアンバサダー・マーケティングに特化した機能が付いています。アンバサダーとは、平たく言うと自社商品のファンのことで、自発的に商品をSNSなどでファンの立ち位置で口コミしてくれる人のことです。

この顧客管理ソフトでは、選択した登録顧客にテンプレート化したメール送信やアンケートメールを定期送信する機能をサーバーに設定できます。

例えば、ホテル企業はホテルのお泊まりのお客様に三日後にご挨拶メールを送信、通販会社はお買い物いただいたお客様へクーポン付きのアンケートメールを送信、これらのお客様に季節ごとにセール案内など、その度にメール作成などをしなくてもサーバーから自動送信ができます。

この定期メールやアンケートに対する顧客のリアクションを元にマーケティングデータを蓄積し、アンバサダーとなる可能性の高い顧客を特定してランク付けをします。その後、アンバサダーに対してランク別にさらに効果の高いマーケティング施策ができます。

例えば、高ランクのアンバサダーに対して新商品発表会にご招待、中ランクのアンバサダーにはサンプルを送付してSNSで発信を期待する、などの今まで外部委託が必要だった作業を、社内または営業部内で完結することができます。

ある程度グループ化したアンバサダー達から発信された自社製品のレビューなどを管理する機能もあり、効果的で戦略的なアンバサダーマーケティングができる顧客管理が可能です。

2-4.ZOHO コストパフォーマンスに優れるCRMアプリ

クラウドの無料顧客管理アプリの選び方3ポイントとおすすめ5選
https://www.zoho.com/jp/

顧客管理システムに必要なメール、チャット、SNS、電話などの機能と営業管理機能が1つになったオールインワン型の顧客管理アプリです。利用ユーザー数上限が3名と少ないものの、25000件までの顧客件数に対応できます。

ZOHOには営業特化のAIが搭載されているため、最も簡易なSFAツールとしても使えます。AIが営業マン一人ひとりの行動を営業記録から学習し、営業活動期間のどこで顧客接触をすべきか、どこで取引を成立させるべきかなどのベスト・タイミングを予測提案してくれる頼もしいツールに成長します。

営業に関わる作業としては、タスク管理・スケジュール管理、SNSからの見込客の獲得と管理、ファイルのバージョン管理などができます。
メールはメールアカウントそのものをZOHOと紐つけますので、このアプリから直接メールを受送信できるので、営業全般の作業フローをZOHOの中だけで完結させることができます。

2-5.LIME 美容院などのサロンワークに特化した顧客管理アプリ

クラウドの無料顧客管理アプリの選び方3ポイントとおすすめ5選
http://limehair.jp/

美容院などのサロンワークに特化した予約機能のついた顧客管理アプリです。PC版はなく、スマホアプリのみで利用可能。サロンワーク用の無料アプリなので、美容室・ネイル、マッサージ、エステなどの美容・健康系のサロンであれば誰でも利用できます。予約機能は月5件までが無料です。

美容室をはじめとしたサロンワークには、氏名や住所などの顧客情報の他に、カルテという施術内容を詳細に記録して残す仕組みがありますが、現在、ほとんどが手書きです。LIME無料版には、このカルテが5件分と、件数無制限の顧客管理機能がセットになっています。

1カルテに対し5枚までの画像登録ができますので、以前の紙カルテも画像で保存できます。有料版になってもLIMEが運営する美容師サイト「STEKINA」にスタイリストとして無料登録掲載をすれば下記のような割引があり、お得または無料で利用することも可能です。

1.カルテ作成無制限の「カルテ管理プラン1020円」が月額無料になる
2.カルテ作成無制限+ネット予約無制限の「ネット予約プラン2900円」が月額900円になる
3.素敵なお店・素敵なスタイリストとして口コミをもらう毎に利用料から100円引きなので無料化も可能。

さらに詳しくCRM ツールを知りたい方は【顧客管理(CRM)とは?プロ推奨システム10選を解説!】をご覧ください。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。

顧客管理システムは昔からありますが、クラウド化は割と近年に始まったものであり、しかもアプリ版ができてきたのはごく最近のことです。今まであった顧客管理クラウドの操作性の悪さや連携機能の少なさなどを改善した、クラウドの顧客管理アプリの良品が数多くありました

今回は、クラウドの顧客管理アプリの選び方のポイントを3つに絞ったものと、各社の特徴と合わせて紹介しました。

気になったアプリについては一度資料請求をして、操作性や自社で使用しているデバイスや他ソフトやツールとの相性をよく確かめてからお使いいただき、ビジネスで良い結果につながれば嬉しく思います!

横溝 龍太郎 レッドフォックス株式会社 COO

この記事の監修者

横溝 龍太郎 レッドフォックス株式会社 COO

ヤマハ発動機株式会社においてブランドマネジメント、マーケティング、新規事業構築、事業企画、役員秘書などに携わる。『パスクル』プロジェクトリーダーとして、グッドデザイン賞受賞、シェア50%達成に貢献。    2016年にレッドフォックス入社。マーケティング、PRの責任者。 2018年に取締役COO就任。 グロービス経営大学院修了(MBA)成績優秀者(TOP5%)。

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