どんなに優秀な人材が集まった組織でも、何らかの課題は生まれてきます。そして、課題を明らかにして解決に向かわせることも管理職に求められる役割です。そのためには、よくある課題の種類や部下と課題を共有する方法について学んでおきましょう。この記事では、管理職が組織の課題を知り、成果を向上させるためにできることを解説します。

1.組織の課題解決とは?どうやって解決に向かえばいい?

そもそも、多くの管理職が「組織の課題」をはっきりと認識できていないといえます。課題とは、組織が成果を挙げるために「やるべきこと」を具体的に示した内容です。しかし、課題の質は組織によってまったく異なります。自分の所属している組織に求められている課題を明確に掘り下げなければ、努力は的外れになってしまい成果にはつながらないでしょう。そこで、課題解決の前には「問題」を洗い出すことが先決です。

組織課題を明らかにしよう!管理職が組織の成果を上げるためにできること

問題とは、課題解決の障害となっている要素を指します。問題を組織内で共有できれば、回り道をせず効率的に課題解決へと向かえます。

問題を発見するにはまず、理想の状態を振り返りましょう。組織には「こういう姿でありたい」と掲げた経営理念があります。もしも経営理念から現状がかけ離れているのだとしたら、何らかの問題が起こっているということです。理想と現実を比較すれば、自ずと問題は浮き彫りになってきます。そして、見えてきた問題を克服しようと働きかけることが組織にとっての課題解決になりえます。

課題がわかったら組織内のメンバーで共有をしましょう。課題を知れば、従業員の立場にかかわらず仕事への自主性が生まれます。また、努力の方向性が一目瞭然になるので迷いなく仕事に取り組めます。さらに、課題解決の進捗は組織内で報告し合い、メンバーの積極性を養うことも大切です。課題解決は、会社に利益をもたらす作業であるのはもちろんのこと、従業員の成長とも関係しています。

組織課題を明らかにしよう!管理職が組織の成果を上げるためにできること

2.組織の課題とは?よくある事例と解決に必要な意識づけ

会社組織でよくある課題としては「能力差の克服」が挙げられます。一部の優秀な人間に依存しているうちにほかの人材が大きな責任を背負う機会が失われ、ますます能力差は開いていきます。しかし、依存をやめてしまうと会社の利益が減るため、どのように社員全体の能力を高めていくかは大きな課題のひとつです。また、「コミュニケーションの円滑化」も頻繁に出てくる課題です。部署ごとの連携が取れていなかったり、同部署内でも上司に話しかけにくい空気感があったりすると作業効率に影響が生まれます。即刻、社員同士の会話を活発にさせる必要があるでしょう。そのほか、「事務作業の簡略化」なども課題です。いかに事務の時間を短くして、営業やクリエイティブな作業を長くできるかに、さまざまな組織が苦心しています。

こうした課題を明らかにするためには、SFAアプリを導入するのも効果的です。例えば、組織の課題を可視化して共有できる「cyzen」が便利です。能力の高い社員の情報が組織内で共有されると、ほかの社員は自分の仕事ぶりと比較して課題を発見できます。さらに、レベルの高いノウハウが継承されていくので課題克服にも役立つでしょう。

組織課題を明らかにしよう!管理職が組織の成果を上げるためにできること

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ただし、システムに頼り切るだけでは組織の意識は変わりません。大切なのは論理的な思考をすることです。課題解決への手順を組み立て、失敗すれば遡って原因を追究します。組織のメンバー全員が仕事を客観的に分析できるようになれば、課題解決への道のりは近くなるでしょう。

3.組織力を向上させる!管理職に求められている役割は何か

課題を解決して組織力を高められるよう、管理職はメンバーを導くポジションです。そのためにはまず「プレイヤー意識を捨てる」こともときには必要です。管理職がプレイヤー視点で部下と向き合うと「自分がやったほうが早い」という発想が生まれがちです。しかし、それだけでは部下が育ちません。管理職は部下が自力で成長するまで見守れる忍耐強さを身につけましょう。そして、「部下の潜在能力」を引き出せれば、結果的には組織力が底上げされます。管理職は部下よりも長期的な視点で組織全体を見渡すように心がけることが大切です。

次に、管理職は「事例の共有」を意識的に行います。成功例だけでなく、失敗例も進んで部下に伝えるようにしましょう。なぜなら、失敗例は成功例以上に部下の教訓となるケースも珍しくないからです。上の立場の人間が率先して失敗例を告白すれば、部下の心を開かせリラックスして働いてもらうことも可能です。

組織課題を明らかにしよう!管理職が組織の成果を上げるためにできること

そして、「従業員満足度を高める」ことも管理職の仕事のうちといえます。従業員が仕事内容に満足してくれるとモチベーションアップにつながり、組織全体の成果が挙がりやすくなります。管理職からの声かけで部下にプロジェクトへの参加意識を持たせたり、信頼を示したりしましょう。そのほか、「社内環境の改善」も管理職の義務です。騒音やマナーの乱れ、杜撰な勤怠管理などは部下の集中を削ぐ恐れがあります。部下が仕事に打ち込めるよう、過ごしやすいオフィスにすることが大切です。

4.SFAアプリ「cyzen」導入が組織の課題解決に効果的

発見した組織の課題を解決するには、メンバー内で確実に共有することが大切です。情報共有を促進するには、管理職が率先して日頃からコミュニケーションを取りやすい職場環境を整えましょう。

例えば、SFAアプリである「cyzen」を導入するのが効果的です。cyzenを利用すると、組織のメンバーが課題解決に向かって何をすればいいかが可視化されます。メンバー全員が同じ課題に向き合い、計画的に働くようになれば組織力は高まっていきます。

また、報告機能も充実しているのでリアルタイムでの情報共有が実現します。管理職が部下の行動を細かくチェックし、的確にアドバイスするためにも効果的です。スマートフォンで操作できる手軽さもメリットであり、導入によって組織の成果向上へと結びつくでしょう。