確実なルートセールスの訪問データを取得することで、商談件数向上
ルートセールスが多い印刷業界の営業部門で重要視することは「確実に訪問が行われている」ということです。
営業支援ツールやExcelなどを利用して営業の訪問管理をしている組織も多いですが、それらを利用しての報告は自己申告であり訪問の裏付けが取れていないケースがほとんどです。cyzenを導入することで顧客先に行かないと訪問のログを残せないチェックイン機能や、リアルタイムに移動履歴を記録するルート自動記録などGPS情報に紐づけたデータを取得できるようになり、訪問の裏付けが取れているデータをチームで共有できるようになりました。
さらにcyzenで取得したデータはすべて出力が可能であり、グラフ化も容易にできるため営業部門の訪問件数や商談の見える化ができます。
提案営業時の質問事項を定型化して、聞き漏れを防ぐ
現状印刷業界はシュリンクしている傾向にあります。
そのため既存のルートセールスだけでは生き残れなくなってきています。
弊社でも既存顧客の課題解決のためにマーケティングやコンサルタント機能を強化するなど、お客様にとっての弊社の存在価値を変えていく必要があると考えていました。
営業部門による新たな価値の提案活動を支援するために、cyzenの報告書を印刷関連の困りごとだけでなく、マーケティングに関することや、その他の相談事を幅広く受けられるような設定にしました。
cyzenには、報告書フォーマットのテンプレートが複数用意されています。
cyzen管理画面にてノーコードで簡単に報告書フォーマットを編集できるため、 ITに疎い営業部門でも簡単に利用を開始することができました。
管理者が作った報告書フォーマットはリアルタイムでスマートフォンに反映されます。
営業が実際に利用するスマートフォン側の入力も非常にシンプルで音声入力や画像中心で利用できるため、弊社では商談から10分以内で入力し報告するオペレーションが徹底できています。
このことでお客様の声を自分の主観を交えることない事実ベースでのいわゆる生の声を記録して、会社の資産として蓄積することが可能となりました。
cyzen導入後に大きな成果がありました。
ある若手営業がコロナ禍ならではのお客様のニーズを拾いあげ、素早く情報を弊社商品企画部門に共有しました。
この声がきっかけで商品開発し製品化したことで、新たなヒット商品を生み出すことができました。
弊社への問い合わせも昨年比10倍以上になり、弊社としては大ヒット商品となっております。
cyzenの導入によって生み出された効果
- ・営業部門のみでの運用
- ・自己申告に頼らない確実な訪問データの取得
- ・新商品を開発し、コロナ禍でも問い合わせが10倍以上に激増
これからも環境変化がより激しくなりますが、弊社は商品開発のスピードを活かしヒット商品を生み出すことで厳しい印刷業界を乗り切って行こうと思います。