今回ご紹介する不動産会社は、投資用不動産の販売や保険代理店業務を行う会社です。
今回は主にマンションやアパートにお住いの個人に対する提案営業においてcyzenを導入いただきました。
代表取締役社長と人事の方にインタビューをさせて頂きました。
cyzen導入前の課題
主にマンションやアパートに住んでいる個人への飛び込み営業を、社内でチームに分かれて行っています。1日にMAXで1人400件くらい行っていました。
以前はアタック先の管理にGooglemapを使っていました。それぞれのアカウントでマップ上に訪問記録をマークしていたのですが、メンバー間でマップ情報が共有できないため、 同じところに別の営業が二重で訪問したり、既存のお客様のもとに新入社員が営業をかけてしまったりと、上手な連携ができていないが故の問題が度々起こっていました。
アカウントを持ってる方が退職やお休みをされた際に、データとして蓄積しているにもかかわらず、会社全体で共有できる状態にないため効率が上がらない、という認識です。
社内のデータベースには契約以降の顧客情報しか残っておらず、案件化までの営業の動きがどうだったのか管理出来ていなかった、という課題もあります。
不透明だった営業活動の部分は、マネージャーが口頭でヒアリングし、自分たちで見込み顧客の情報をデータベース化していました。
あくまでも口頭で、おそらく実態とは少しずれてしまう不正確な情報も含まれていたと思います。飛び込み営業では件数を確保するのが一番大事なので、ここの活動実態を正確に把握することも重要な課題でした。
cyzen導入の決め手
活動実態の把握、マップデータや進捗状況の共有をひとつのツールに統一できないか調べていたところ、cyzenを見つけました。
cyzenを導入した一番の決めては使いやすさで「一番私達にぴったり来る」と感じました。欲しかった機能が全部ありましたし、社員全員で同じ情報を共有できる事に良さを感じました。
機能がシンプルで、社員が使ってくれて定着しそうなイメージも明確に描けつつ、メンバー内での情報格差を埋められるツールという印象で、ほぼcyzen一択でした。
cyzen導入後、業務が効率化された点・変化した点
cyzenでやりたかったこととして、地図を使った動態管理。
あとは報告書とパフォーマンス機能を利用して、営業の活動を簡単に集計しています。
まず初めに、営業が報告通りに活動しているかを確認する抑止力になっています。常に動き方を確認しているわけではないですが、ツールによってマネージャーから見られてる感、 そこから通じる抑止力になっているのは、それはそれで大事かなと思っていて、まずそこは助かってます。
またcyzenの報告書機能もかなり活用しております。
従来は「今日はこのくらいの数だろう」という記憶だよりな報告だったのですが、現在はパフォーマンス機能を使って集計しているため以前よりも正確な数字になりました。信頼性の高い生のデータがリアルタイムでとれるのは改善されたポイントだと思います。
実際には以前報告されていた数字よりも減少しているので、効率よく回りながらも成果を維持できているのでは、と捉えています。
顧客情報や接触履歴が地図で管理・共有できる機能も、無駄な訪問を減らすのにかなり貢献していると思います。
学生寮などそもそもターゲットではない物件への訪問が管理不足のために多かったようで、そこに行かない様になった結果かなり効率化できています。
今マップのデータを蓄積してる最中で、今後もっとデータが増えれば無駄ももっと減ってくると思います。まだ最初の段階なので、今後の活用を強めていくことで、訪問件数に対しての成約率向上を期待しています。