株式会社MIYAGOは、千葉を中心に関東近郊のビルやマンションの清掃業務を行っている企業です。また、外国人の雇用にも積極的に取り組んでおり、従業員の半数が外国人です。
今回は、株式会社MIYAGOのダン・エン・オンマー氏に、cyzen導入の背景とその成果についてお話を伺いました。
出勤・退勤管理の不透明さによるいくつもの課題
清掃の現場では、いくつかの重要な課題がありました。まず、さまざまな現場へ出勤する従業員の、出退勤管理が不透明であったことです。タイムカードが存在しなかったため、従業員が実際に現場に出勤したかどうかを確認するのが困難でした。グループLINEを使用して出勤確認を行っていましたが、信憑性が低く、ほとんど機能していませんでした。
また、現場での労働状況の管理も問題となっていました。従業員が長時間現場に滞在する必要がある一方で、短時間で帰ることや、ゴミ出しの時間に遅れることがありました。これにより、現場での労働状況が不透明で、実際に作業しているかどうかがわからないことがありました。
さらに、従業員の意識の低さも課題の一つでした。始業報告が現場からなのか、自宅からなのかが不明であったり、休憩時間を過剰に取ることがありました。
cyzenで解決した課題
これらの課題に対し、cyzenの導入が大きな解決策となりました。
まず、出勤・退勤の管理をcyzenで行うことで、GPSを利用して場所を特定できるようになりました。これにより、出勤・退勤の確認が容易になり、過去の記録も遡って確認できるようになりました。また、cyzenは機器を購入する必要がなくアプリで使用できる為、導入コストが低い点も利点でした。
GPSで現場での動きも確認できるため、従業員の働きぶりをお取引会社やお客様に明確に伝えることができるようになりました。休憩時間の取り方や作業状況を把握することができ、従業員の意識向上につながりました。
透明性の向上で、気持ちよく働ける環境に
cyzenの導入により、業務の透明性が向上しました。出勤・退勤の確認、現場での動きの確認が可能となり、従業員の労働状況を把握しやすくなりました。また、従業員の意識が改善されました。「ちゃんと働かなければ」という意識が強まり、勤務態度が向上しました。出勤・退勤や作業状況の報告が徹底され、信頼性が高まりました。
さらに、顧客満足度も向上しました。cyzenを通じて、会社が従業員の働きぶりをお客様に伝えやすくなり、信頼関係が強化されました。現場での細かい調整が容易になり、顧客に寄り添ったサービスを提供できるようになりました。
まだ使えていない機能も沢山ありますが、GPS機能を使うだけでも、会社の業務効率と顧客満足度が大幅に向上しました。cyzenの導入は、清掃業者にとって大きなメリットをもたらしたといえます。
cyzenを活用した1日の清掃業務の流れ
出勤 | cyzenの出勤ボタンで管理 |
↓ | |
作業開始 | 現場に時間通りいるかcyzenのGPSで管理 |
↓ | |
報告書作成 | 写真を撮影し、LINEで情報共有。(cyzenの報告書機能でも活用可能!) |
↓ | |
退勤 | cyzenの退勤ボタンで管理 |
「cyzen」は労働生産性向上を実現すると共に、従業員のウェル・ビーイングの向上にも寄与するアプリとして注目されています。さらに、「cyzen」は外国人労働者にも使いやすい設計となっており、言語の壁を越えて誰でも簡単に利用できます。